毒舌芸人として再ブレイク中の有吉弘行の出演作3本を上映する有吉映画祭が、シルバーウィーク初日の9月19日にシネマート新宿で幕を開け、有吉本人と監督のマッコイ斉藤、デンジャラス安田和博の3人が登場。通常の舞台挨拶とはかなり様相が異なるトークバトルを繰り広げた。
バトルの火種となったのは、有吉主演の『我々は有吉を再び訴える』。これは、かつてヒッチハイクでブレイクした有吉が、再び好感度をアップさせるためヒッチハイクに挑戦していくドキュメンタリーになるはずだった作品。だが実際には、有吉がルール違反を繰り返し、ディレクターとケンカする姿ばかりが映されている。
この日、タキシード姿で登壇。大きな拍手で迎えられた有吉は、その拍手の大きさから、自分は人気者と開き直ったのか、「ぼくは悪くない。ディレクターの口の利き方とかやり口が気に入らないから、こういう結果になった。本当は感動作を取りたかった」と挨拶。そこに、天敵である監督のマッコイが登場した。
有吉が監督に、「人前に出る格好じゃないだろう」と先制パンチを食らわすと、「俺の許可なしに作品を出しちゃダメだろ」と監督も吠える。だが、毒舌に磨きをかけている有吉の方が一枚上手で、「許可も何も、おまえのところの小さい事務所(有限会社)が潤うんだろう。有限会社が偉そうなこと言うんじゃねえ」とまくし立てると、客席に向かって「有限って、限り有る会社ですから」とダメ押しのひとこと。
すると監督も黙っていられなかったのか、有吉ファンで埋め尽くされた客席に向かって「言っとくけど、こいつ、クラミジアに3回なっているんですからね」と爆弾発言。途中から入ってきた安田は出る幕もないまま、トークバトルは終了した。
その後、場所を移して、ワイドショー向けの囲み取材が。レポーターからタキシードでばっちり決まってますがと振られた有吉は「誰かが用意した。僕がはしゃいでいる感を出したかったみたいで」と切り出し、再びトークがヒートアップ。
「もともと、好感度を下げるような作品で、僕を嫌いになるように作られている。この前の24時間テレビで感動のヒッチハイクをやったり、好感度が徐々に上がってきているところで、こういう一手を打たれると、また好感度が下がっちゃいます」と自身の好感度が下がることに懸念を示していた。
その後も、クラミジアの真相をはじめ、朝のワイドショーでは放送できないようなNGネタを連発。最後に朝の番組向けにひとことお願いしますと言われると、「本当に有吉映画祭ということで、大変なことになっていますけど、ぜひ、会場に足を運んでください」と笑顔で話す有吉。その直後、「本当にそう思っています?」と聞かれると、「思ってないです。朝用に言えっていうから」と返し、「基本的に深夜対応しかできない」と話して、笑いを誘っていた。
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