クールなスピード世界に圧倒される人気のカーアクション・シリーズ第4弾『ワイルド・スピード MAX』に出演したヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが来日。9月30日に都内で行われたジャパン・プレミアに出席した。また、日本語吹き替え版でヒロインの声を担当したモデルの藤井リナ、婚約発表したばかりの石田純一もゲストとして駆けつけ、映画の見どころなどをアピールした。
主人公の天才ドライバーを演じたヴィンは、「トウキョウ、サイコー!」と日本語で挨拶。ファンの大歓声に包まれ終始ご機嫌で、雄叫びを上げるなどかなりハイテンションな様子だった。そして、撮影中のエピソードについて聞かれると、「ロスでのマスコミ取材の時に、鍵を付けっぱなしの車が置いてあったので、僕とポールはドリフトを楽しんだんだ。マスコミは逃げ出してたよ」と興奮気味に語り、「僕とポールの前に、鍵付きの車を置いちゃダメだね」と茶目っ気たっぷりの笑顔を浮かべた。さらにポールは、「撮影で運転した時、200mくらい走ったら止まらなきゃいけなかったんだけど、僕たちはお構いなしに走ったんだ。監督が無線で『カット! カット!』と言っていたけど、無視して走り続けた」と、これまたいたずらっ子のような笑みを浮かべ、映画同様にスピード感たっぷりだった撮影を振り返った。
その後、藤井が登場し、2人に花束を贈呈。「このシリーズは大好きで、前から2人を格好いいと思っていたけれど、実物の方が大きくて格好良くて、ちょっと緊張しています」とコメント。ヴィンはキュートな藤井がすっかり気に入ったようで、「美しい!」を連発し、その魅力を大絶賛していた。
イベント後の囲み取材では、「連日で恐縮です」と言いながら石田純一が登場! この日はフェラーリで乗り付けたが、最近は仕事が忙しくあまりドライブに行けないとボヤきつつも、婚約者・東尾理子とのドライブをよく楽しんでいることを明かした。だが、「フェラーリは発進の時などにGがかかりすぎるので、助手席にいるのが大変だから、もっと優しく運転してと言われます」とノロけた。運転の上手さについては、「普通よりちょっと上」と、自信を持っている様子の石田。「男として生まれた以上、車の運転と○○○はヘタだと思われたくないという言葉もあるので」と話すと、取材陣から、もう一つのほうについて東尾はどう言っているのかという質問が飛び出たが、「分からないですね〜」とニヤニヤしながらはぐらかした。
さらに石田は、「人生の中でMAX」と、映画のタイトルにひっかけて幸せぶりをアピールし、「いつまでも幸せが続くようにがんばりたい」と抱負を述べた。一方、離婚が報道された前妻・松原千明についても語り、「3ヶ月くらい前に電話で聞いていました」と打ち明け、応援していきたいと話していた。
映画については、「ポール・ウォーカーのファンなのですが、カーチェースのシーンは見どころ。最高に面白い。ぜひ彼女と一緒に見たいですね」と話していた。
『ワイルド・スピード MAX』は、10月9日より全国公開される。
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