3月29日に初日を迎えた映画『セインツ −約束の果て−』の公開を記念したトークイベントが同日午後にシネマート新宿で行われ、今年1月に元サッカー日本代表の稲本潤一選手と挙式を終えたばかりのモデル・田中美保と、ファッション誌などで大人気のヴィンテージTシャツショップ・オーナーの三好智之が登壇した。
同作は1970年代のテキサスを舞台にした美しくも切ないラブストーリー。窃盗・強盗を繰り返すボブ(ケイシー・アフレック)とルース(ルーニー・マーラ)は、ルースが妊娠したことをきっかけに、この強盗を最後に真っ当な人生を歩もうとするが、警察に逮捕されてしまう。ルースの身代わりに刑務所行きになったボブは、ルースが娘を出産したことを知り、まだ見ぬ娘に会うため脱獄を試みる。
警察のほか、かつて裏切った組織からも追われるボブ、ボブの帰りを待ちながら娘を育てるルース、そして陰でルースを見守りながら、彼女に恋心を抱く保安官のパトリック(ベン・フォスター)と、3人の思いが交錯していく姿が綴られていく。
作品について聞かれた田中は「心にぐっとくるというか、愛ってなんだろうなって考えさせられる映画でした」とコメント。もし、ヒロインのルースの立場だったらどうするかという質問には「ルースの立場だったら…、彼を待ちますね」と答えた。
また、挙式を終えたものの「夫・稲本選手の合宿や遠征などで離れ離れの時間も多いのでは?」と尋ねられると、「そうですね。今年とかも結構遠征に行っているので寂しいですけど、そういう時間はお友だちとご飯に行ったり自宅でゆっくり過ごしたり自分の時間を過ごしています」と話した。
さらに、本作では手紙が重要なアイテムになっているが、夫婦同士で手紙のやり取りをするかという質問に、田中は「旦那さんから手紙をもらうことはないですけど、私が例えばお誕生日とかクリスマスといった日に、(稲本選手が帰ったときに)お仕事でいなかったりするときは置き手紙とかを残したりします」と説明。
一方、同じ質問に三好は「(メールのやり取りは)ないですね。一切ないです。あるとしてもかみさんに今から帰るメールを一言で。『今から帰る』しか送ったことないですね(笑)」と話していた。
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