県内随一の不良高校・鈴蘭男子高校を舞台に、テッペンを目指して不良たちが相手をぶちのめし、のし上がっていく姿を描いた『クローズZERO』(07年)と『クローズZERO II』(09年)。それぞれ興収25億円、30億円の大ヒットとなった同シリーズがキャスト・監督を一新。新たに誕生した『クローズEXPLODE』の完成披露舞台挨拶が4月7日に東京国際フォーラムで行われた。
・この記事(『クローズEXPLODE』完成披露舞台挨拶)の写真
登壇したのは、主人公を演じた東出昌大をはじめ、早乙女太一、勝地涼、KENZO(DA PUMP)、矢本悠馬、奥野瑛太、遠藤雄弥、柿澤勇人、丞威、深水元基、やべきょうすけ、ELLY(三代目J Soul Brothers)、岩田剛典(三代目J Soul Brothers)、永山絢斗、柳楽優弥と、山本又一朗プロデューサー、豊田利晃監督の総勢17名。
東出は「本日はお越しいただきましてありがとうございます。キャストも監督も代わり、新しい『クローズ』になりました。前作、前々作とはイメージが代わりますので、これまでの作品のことは忘れて、この青春映画を心から楽しんでいただければと思います」と挨拶。すると、他の登壇者から何やら言われたようで、東出は「面白くないって言われました」と照れ笑い。
早乙女は「加賀美遼平役の早乙女太一です。よろしくお願いします」とあっさりした挨拶。勝地は「『クローズ1』『2』も、すごい面白い映画だったと思いますけど、『3』の方が面白いです。楽しんでいってください」、柳楽も「『クローズEXPLODE』、最高に面白いんで、楽しんでいってください」と、自分たちが出演する本作を、自身たっぷりにアピールした。
また、やべは「スペシャルゲストで予定にはなかったんですけど、原作者の高橋ヒロシ先生が2階席にいるということなんで、これより拉致して来ます」と言うなり降壇。2階から高橋を無事連れてくることに成功すると、連れて来られた高橋は「(拉致は)本当に聞いていなかった。みなさん楽しんでいってください」と述べていた。
一方、山本プロデューサーは、三池崇史監督がメガホンをとった『クローズ1』『2』について、「実は『クローズ』シリーズをの監督を最初にお願いしたのは豊田監督でした。そのときは気が乗らなかったのか、引き受けてもらえず、(代わりに)三池監督が一生懸命、いい作品を作ってくれました」と裏話を披露。
これに対し豊田監督は「一昨年の夏に、山本プロデューサーから電話がかかってきて、来年2月に予定が空いているかと言われて、空いてますよと答えたら、じゃあ一緒にやろうと。それで会いに行ったら『クローズ』だった」と、本作を監督するに至った流れを振り返った。
そんな豊田監督にゾッコンな様子の東出は、大ヒット映画の主役に抜てきされたことに関し、「現場ではプレッシャーを感じていないって言い切っていたんですけど、感じないわけがない。ただ、男が惚れる男・豊田監督にくらいついていくつもりでやっていました」と語り、激しいアクションシーンについても「監督が“アクション”ではなく“ケンカを撮りたい”と最初に言っていたので」と、その意気込みを明かしていた。
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