1970年代に仮面ライダーと人気を二分した伝説的ヒーロー・キカイダーが41年の時を超え、『キカイダー REBOOT』として再登場。この映画の完成披露会見が5月15日に新宿バルト9で行われ、入江甚儀、佐津川愛美、高橋メアリージュン、伴大介、下山天監督が登壇した。
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キカイダーに変身する主人公のジローを演じた入江は「ジローのみならず、キカイダーの中身も演じました。日本の特撮魂を感じる作品となっているので、これから世の中に解き放たれるのがすごく楽しみです」と挨拶。
キカイダーの生みの親・光明寺博士の娘ミツコ役を演じた佐津川は「この作品は寒い2月に撮っていて、公開は5月です。早いですね、すごいなと思います(笑)」と撮影から公開までのスピードにビックリしている様子。公開までの期間は短いんですけど、CGがバリバリに入っていたり、とても見応えのある作品になっているので、みなさんに見ていただくのが楽しみです」と話した。
キカイダー特有の良心回路が搭載されていないため、戦闘での判断速度はキカイダーを上回る女性型アンドロイドのマリを演じた高橋は今回がアクションに初挑戦。「撮影前に2週間ほど、(入江と)一緒にアクション練習をさせていただき、大分動けるようになりました」とコメント。
だが、実際のトレーニングはとても過酷だったそうで、「普段、運動した後、筋肉痛になるのが、2日後くらいだったんですけど、アクションの練習ではその日になりました」と日頃の運動との違いを明かすと、入江も大きく頷き「ヤバイです。ちゃんと歩けなくなります」と強調していた。
また、41年前の『人造人間キカイダー』でジローとキカイダーの声を演じ、今回は光明寺博士の恩師で、心理学者の前野究治郎役を演じた伴は「41年ぶりに帰ってきました。まさかこんなことになるとはとビックリしております。関係者のみなさまには感謝の思いでいっぱいです」と挨拶。出演オファーを受けた感想については「素直に嬉しかったです」と語っていた。
『キカイダー REBOOT』は5月24日より全国公開となる。
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