4月26日にに全国434スクリーンで公開され、5月17日までの22日間で、観客動員261万人、興行収入33億6000万円を突破するなど大ヒット中の『テルマエ・ロマエII』。この映画で古代ローマ皇帝の側近“アントニヌス”を演じた宍戸開が、5月18日に等々力陸上競技場で行われたJリーグ J1第14節 川崎フロンターレ VS 横浜F・マリノス戦で始球式に臨んだ。
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川崎フロンターレの「フロ(風呂)」にちなみ、『テルマエ・ロマエ』は2年前からコラボレーションを行っており、宍戸開による始球式が行われるのも2年ぶり2度目。同一人物による始球式は川崎フロンターレ史上初の出来事で、宍戸は劇中衣装の“トーガ”をまとってピッチに登場。役になり切り「私、古代ローマからやって参りました、アントニヌス・ピウスです」と挨拶をすると、満席のスタンドからは大歓声が上がった。
宍戸は続けて「2年前、風間監督が就任した時にも参りましたが、それからフロンターレはみるみる“濃い”チームになりました」とチームを絶賛。懐から手紙を取り出すと「古代ローマから電報が届きました。大久保選手、ワールドカップへの出場、おめでとう。ぜひとも、ゴールを決めておくれ。ハドリアヌスより」と、本作に登場する古代ローマ皇帝ハドリアヌス(市村正親)からの電報も披露した。
また、始球式後には「始球式を2回やらせていただけるのは史上初と聞き、驚きつつも光栄に思っております。これも『テルマエ・ロマエII』が大ヒットしているからなのかなとありがたいです」と映画のヒットに触れると、ブラジルワールドカップの日本代表に選ばれた大久保嘉人選手と斎藤学選手にも触れ、祝福。「2人は相当のプレッシャーだと思います。どうぞワールドカップへ行く前の息抜きに『テルマエ・ロマエII』を見てリラックスしてもらい、勝利と共に戻ってきた暁には、スーパー銭湯など豪華なお風呂に思いきり浸かって癒されてください!」とのメッセージを送っていた。
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