『サヨナライツカ』舞台挨拶に中山美穂、石田ゆり子らが登壇
日本でも興収30億円を超える大ヒットとなった『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が、辻仁成の小説を映画化した『サヨナライツカ』の完成披露舞台挨拶が、10月27日に新宿バルト9で行われ、主演の中山美穂をはじめ、西島秀俊、石田ゆり子、イ監督が登壇した。
夫である辻の作品の魅惑的な主人公を演じた中山は「『やっと』という思いで映画が完成し、お披露目できて幸せです」と挨拶した。タイ、バンコクで展開する美しくも切ないラブストーリー。主な舞台となるオリエンタル・ホテルの豪華なスウィートや西島との官能的なシーンも印象的で、「タイの空気感が非常にきれいにあらわれていますし、衣装も見どころのひとつです。日本中のみなさんに見ていただき、愛について、人生について、みんなで語り合ってほしい」と話し、「壮大なラブストーリーですので、楽しんでください」と続けた。
西島扮するビジネスマンの婚約者で、愛に生きる主人公とは対照的に堅実な女性を演じた石田は、「監督は撮影前から『大人の童話を作りたい』と話していたのですが、試写を拝見して、その通りの、本当に心地よいものを見たなと思いました」と映画についての感想を述べ、「素敵な、スケールの大きい、美しい映画です」とアピールしていた。
25年に渡る愛の軌跡を描いた作品だが「選択の岐路に立たされた若い主人公たちの緊張感、そして老いてからの懐かしさを存分に描きたいと思いました」と監督。「全てのシーンを丁寧に、情感を込めて作りました」と、作品への思いを語った。
『サヨナライツカ』は1月23日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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