実写映画『寄生獣』のミギー役に阿部サダヲ、声のみならず動きも演じる

2014.08.22

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監督作『STAND BY ME ドラえもん』も大ヒット中の山崎貴監督の手により実写映画化される『寄生獣』。すでに主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、東出昌大など、豪華キャストが発表されているこの映画で、唯一明かされていなかったミギー役を阿部サダヲが演じることが発表された。

・『寄生獣』の追加キャストとして発表された東出昌大、大森南朋、浅野忠信らがコメント！

本作は、1990年より「月刊アフタヌーン」で連載され、連載終了から20年を経た今なお愛され続けている人気コミックが原作。人間に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物「パラサイト」が出現するなか、染谷扮する高校生の泉新一と、彼の右手に寄生した“ミギー”の奇妙な友情と戦いの物語が綴られていく。

今回、ミギー役を演じるにあたり阿部は、本編クランクイン前の2013年11月に、どのキャストよりも早く撮影に入り、本編では完全CGとして描かれるミギーの声だけでなく、全身にモーションキャプチャースーツ、頭部にはヘッドマウントカメラを装着して「パフォーマンスキャプチャー撮影」に挑み、ミギーの“動き”を演じた。つまり、本編のミギーの“芝居”そのものは、阿部本人が演じたものをベースにしているのだ。

自身初となる今回の撮影スタイルに、完成した映画にどのように反映されるのか阿部も興味津々の様子。その一端が見られるのが、8月22日21時から放送される日本テレビ系『金曜ロードSHOW！』で、映画『寄生獣』特別映像が放送され、ミギーの声と動きも解禁となる。

同作は2部作で製作され、『寄生獣』が11月29日に、『寄生獣完結編（仮）』が2015年に公開。また、アニメプロジェクトも進行中で、今秋、日本テレビほかにて放送予定となっている。