市村正親が復帰会見、一般客の前に姿を現すのは『くるみ割り人形』のワールドプレミア
今年6月下旬に早期の胃がんであるとの診断を受けミュージカル「ミス・サイゴン」の舞台を降板。都内の病院に入院し手術を受け、その後自宅療養中だった市村正親が、9月3日に都内で復帰会見を開き、元気な姿を見せた。また同会見で、市村が一般の観客の前に姿を見せるのが、10月下旬に第27回東京国際映画祭でワールドプレミアされる映画『くるみ割り人形』の舞台挨拶となることも明かされた。
今回、市村が吹き替えをつとめる『くるみ割り人形』は、1979年の人形アニメ『くるみ割り人形』を、 “Kawaiiカルチャー”の火付け役であり第1人者でもある増田セバスチャンが大胆にリ・クリエイトしたもの。市村はこの作品で4役の声を担当しているが、実は1979年のオリジナル版でその4役を担当していたのが、市村がかつて付き人をつとめていた名優の西村晃。本作では35年の歳月を経て、同じ役を市村が西村から引き継ぐという奇跡が起こった形だ。
なお市村は、本作のプレミアで一般客の前に姿を見せることについて「ぜい、劇場で元気な姿を見てもらえたら」とコメントしている。
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