世界でヒットする映画に！『TOKYO TRIBE』初日舞台挨拶

2014.09.06

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前列左から叶美香、中川翔子、鈴木亮平、園子温監督、YOUNG DAIS、清野菜名、市川由衣。後列左から坂口茉琴、竹内力、佐藤隆太、井上三太、大東駿介、石田卓也、石井勇気

「世界初のバトル・ラップ・ミュージカル映画」をうたう園子温監督最新作『TOKYO TRIBE』が8月30日に公開となり、新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に主演の鈴木亮平とYOUNG DAIS、ほかに清野菜名、佐藤隆太、竹内力、叶美香、中川翔子、大東駿介、石田卓也、市川由衣、石井勇気、坂口茉琴、原作者の井上三太、園子温監督が登壇した。

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叶は「一見暴力的な映画ではございますが、このなかには本当に世界に通用するピースフルでヘヴンリーなメッセージが込められております。これは姉も申しておりまして、私もその通りだなと思っております」と叶恭子の言葉も交えて挨拶。

中川は「園子温監督の映画でトラックスーツを着てヌンチャクを振るという夢のような奇跡が起きてしまいました。これで私は笑顔で死ぬことができます。本当に本当に何度も通いたいと思います」と熱く語った。

大東は「最近、めっきり寒くなってきましたけど、今年の夏を締めくくるのにぴったりな熱い映画。いいお祭り映画ができたんじゃないかと思います」と語り、市川は「園さんの作品が大好きで、どんな役でも出たいと思ってオーディションを受けました。今日、この日を迎えて幸せです」と笑顔で話した。

また鈴木は「この映画でメラという役をやることになって初めて園さんとお会いしたときに、園さんがまず言ったのが『世界でヒットする映画にしたい』。それを聞いて僕たち一同で作り上げた今、言いたいのはただ1つです。『世界よ！こんな映画が作れるものなら作ってみろ！』」。そう気合いを込めて発すると、会場からは大きな拍手が起こっていた。

一方、劇中で披露したラップについて質問された佐藤は「ラップに関してはもう、みなさんに（映画本編で）見ていただいたかと思うんですけど、（自分は）一番地味な感じのラップしかできていないんですけど大丈夫ですか？」と逆質問し笑いを誘った。

さらに笑いをとったのが、強面の顔が印象的な竹内。「俺は普段、ド演歌しか聞いてないので、今回、ラップやってくれと言われて、ラップ、ラップ、サランラップならよく知ってるけど」とジョークを交えると、会場の薄い反応には「すみません、ここ笑うところ」と手振りも交えて盛り上げていた。

そうしたなか、原作者の井上から突然「ラップが聴きたい」とリクエスト。「スンミ（清野の演じた役名）のラップ」「DAISのラップ」と名指しされると、DAISは「三太さんからいただきましたので」とラップで挨拶。清野も恥ずかしさを振り切って顔を赤くしながらも、精一杯元気にラップを披露していた。