『るろうに剣心』シリーズ完結編となる『るろうに剣心 伝説の最期編』の初日舞台挨拶が9月13日に丸の内ピカデリーで行われ、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が登壇した。
・[動画]『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』佐藤健インタビュー
本作は剣心と宿敵・志々雄との死闘を2部作で描いた作品の後編。主人公の剣心を演じてきた佐藤は「こんなに幸せな現場はないなと思っていました。最高の環境を、大友監督をはじめとするスタッフのみなさんが用意してくださった。360度見渡しても明治時代だった。コスチュームだったりスタッフのおかげで、立っているだけで剣心になることができた。僕ができることはそこからどこまで行けるかということ。原作でも見たことのない剣心を見たかった。テーマは限界を超えることでした」と話し、作品を支えた大友監督をはじめとするスタッフ、キャストに感謝の気持ちを述べていた。
神谷薫を演じた武井は「最初は(剣心たちが)なんでここまで戦うのかという疑問があった」と明かすと、「この『〜伝説の最期編』を見て、最後にみんなが戦っている顔を見ると伝わってくる。私はお帰り、無事で良かったと受け止めただけですが、ものすごい戦いをしてきたんだなと。その戦いに意味があったんだな。なんで戦ってるんだと言ってごめんなさいと思いました(笑)」と、女性視点で『るろうに剣心』について語った。
また、剣心の宿敵・志々雄真実を演じた藤原は「健くんと伊勢谷くんと崇くんと江口さんに囲まれた時は、正直面倒くさって思った(笑)。そうそうたるたる先輩に囲まれて、ケガをしてもさせてもいけないし……」と4人での激しい死闘を振り返ると、「殺してくれと何度刀を投げたことか。実際の僕はそこまで強くないので。志々雄が強いだけなんです」と語り笑いを誘った。
四乃森蒼紫(しのもり・あおし)を演じた伊勢谷は「みなさんと叩きあったり、斬りあったのが本当に楽しかった。現場は本当にしんどくて早く終わらないかなとも思っていた(笑)」と話し、瀬田宗次郎を演じた神木は「本当にこの日を楽しみにしていました。反面、今後宗次郎として『るろうに剣心』という作品に関われないって思うと寂しいなって思っています」と心境を吐露。斎藤一を演じた江口は、「こういったメンバーで和気藹々(わきあいあい)とやってきたんですが現場はハードで本当に緊張感があった」と語った。
最後に佐藤は「みなさんのおかげでこの日を迎えることができました。本当に嬉しいです。ありがとうございます」と述べると、「前編『〜京都大火編』は公開中ですが、2つの映画というか2つで1つの映画。4時間半の超大作として考えていただくと本当の意味では本日が公開なんじゃないかなと思います。役者人生のなかで一生のうちに会えるか会えないんじゃないかという作品に出会えた。キャスト・スタッフ、この映画すべての関係者の努力の結晶を本当の意味で伝説として残せたらと思っています」と話していた。
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