大泉洋がストイックで格好いい役にご満悦!/『ぶどうのなみだ』舞台挨拶
近年、ワインの産地として脚光を浴びる北海道・空知を舞台に、年の離れた兄弟と風変わりな女性との交流を温かな視点で描いた感動作『ぶどうのなみだ』。この映画の先行上映会が9月25日に大阪で行われ、主演の大泉洋と三島有紀子監督が舞台挨拶を行った。
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大泉が演じるのは、ストイックにワイン造りに励む主人公・アオ。他とはイメージの異なる役柄に大泉は、「私の顔にもこだわって撮ってくれる監督は三島監督だけですよ! ほかの人はブサイクだろうがむくんでいようがお構いなしですから」と強調し、場内は大爆笑。監督が、「トイックで格好いい役ですからね! やっぱりむくんでいたらダメですよ。そこはこだわって撮りました」と応じると、大泉は「なので、むくんだ日はなんとかしようとメイクさんにシャドウ!シャドウ!と言いまくってました。そしたら顔が真っ黒になっちゃったんです」と話し、さらなる爆笑を誘っていた。
北海道をこよなく愛し、「“福”知事」にも任命された大泉。PRを促されると、「福知事の福は幸福の福ですからね! これからも北海道により幸福が訪れるよう、より厚くPRを頑張っていきたい。この映画も景色に料理にワインに、北海道の魅力が満載でございます。この映画の主演としてというか、いまや北海道の特産品と言っても過言ではない私が、ぜひお勧めさせていただきます」と熱弁をふるった。
映画については「アオのセリフで『何億年でも待つよ』っていうセリフがあるのですが、結果をすぐに求めるのではなく、何億年も待てるって素敵なことですよね。そんな長い時の流れを感じながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と三島監督。大泉は「この映画には、僕ら北海道人から見ても、こんな場所あったんだと驚かされるような素敵な場所がたくさん映っております」と映像の素晴らしさをアピールしてから、「近年北海道のワインはとても注目されていて、非常に手をかけて作られており、実際手に入らないにワインもたくさんあります。そんなワイン作りの難しさやたくさんの北海道の魅力を、この映画を観て是非感じていただけたら嬉しいです」とアピールした。
『ぶどうのなみだ』は10月4日より北海道先行公開。10月11日より全国公開される。
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