セブンティーン専属モデルの中条あやみと森川葵がW主演をつとめ、9月26日に初日を迎えた『劇場版 零〜ゼロ〜』。この映画の公開記念舞台挨拶が9月27日にTOHOシネマズ 渋谷で行われ、中条と森川をはじめ、小島藤子、美山加恋、山谷花純、浅香航大、中越典子、美保純、安里麻里監督、JAMOSA(主題歌)が登壇した。
映画を見終えたばかりの観客から盛大な拍手で迎えられるなか登場したキャスト陣。中条は客席に向けて「映画、どうでしたか?」と不安げに問いかけると、客席からは大きな拍手が。これに中川は「こんなにたくさんの人に見ていただいて嬉しい。感動しました」と語り、安堵の表情を浮かべた。
森川も「やっと公開を迎えることができて嬉しい」と喜び、本作で主人公たちが通う女学園の学園長を演じた美保は「初、位の高い役をやりました」と挨拶し会場を沸かした。
撮影が行われたのは今年の3〜4月にかけて。中条がクランクインした日にはまだ雪が積もっていたそうで「薄いパジャマで雨降るなか、山のなかを彷徨うシーンがとても寒かった」と初日から大変な撮影だったことを明かした。
さらに、生徒役キャストのなかで最年長である小島が「私が一番年上ということもあって、寒かったけど、水回りのシーンが少なかったので、弱音を吐いてなんかいられなかった」と振り返ると、初めて会ったとき小島を年下だと思ったという中条からは「お姉さんらしく現場を引っ張ってくれた」と労いの言葉をかけられ、照れ笑いを浮かべる場面も。
そうしたなか、中条には安里監督から卒業証書と花束が贈られるサプライズが。監督から「はじめは主演のプレッシャーに押しつぶされてしまうのではと思ったけど、撮影に入ると顔つきが変わり、水中での過酷なシーンでも『大丈夫です!水は得意なんです』と冗談を言った負けん気の強い中条さん。でもクランプアップのとき、ぽろぽろ涙したのを見て、本当は辛かったんだなと感じました。これから素敵な女優さんになってほしい。本当にお疲れ様でした」と温かい言葉が贈られると、中条は思わず涙を浮かべ「今日は笑顔で終わりたかったのに。こんな素敵なキャストとスタッフに支えられて、いい思い出ができました」と感謝の言葉を述べていた。
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