前田敦子「自分の中での最大限の甘えを出せた」とツンデレの不気味キャラ役に自信
課題をクリアできなければ即、死──突如、教室に現れたダルマさんによってサバイバルを余儀なくされた高校生たちの闘いを描いた『神さまの言うとおり』。人気マンガを実写映画化した本作の、驚きの声優陣が明らかになった。
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監督は次々とヒット作を放つエンターテインメント映画の帝王・三池崇史監督。主演の福士蒼汰をはじめ、神木隆之介、染谷将太、大森南朋らの出演がすでに報じられているが、今回、発表されたのは、高校生たちを容赦なく始末するかわいくも不気味なキャラクターたちの声優陣。
「だるまさんが転んだ」で動いてしまった生徒の首を容赦なくはじき飛ばすダルマをトミーズ雅、猫なで声で甘えながらも生徒たちを無慈悲に丸呑みするまねき猫を前田敦子、サイコパスなコケシたちをダチョウ倶楽部(肥後克広・上島竜兵・寺門ジモン)、軽いノリで生徒を圧殺するシロクマを名優・山崎努、マトリョーシカ役を『ドラえもん』の水田わさび・『妖怪ウォッチ』ジバニャンの小桜エツコが演じる。
今回の起用について、声優初挑戦というトミーズ雅は「オファーを受けたときは、最初、ドッキリかと思いました。『だるまさんが転んだ』なんて生まれて初めて言いました。関西では『坊さんが屁をこいた』ですから(笑)」。同じく声優初挑戦という山崎も「本当に楽しんでアフレコをすることができて、最高でーす!」と“軽いノリ”でコメント。
「役をいただいて声優として声を入れるのは今回が初めてでした」と言う前田は、「難しかった」と言いつつも「三池監督が盛り上げ上手な方なので、場面が変わるごとにヒートアップして、ついつい役に入り込んで身振り手振りをしながら演じてしまいました。三池監督とのお仕事は初めてだったのですが、すごく楽しかったです。アフレコで、こういう風にやってみてと言って試しにやって下さるセリフがすごく上手で、監督は演技もうまいに違いないと思います。芸達者だと思います!」と三池監督を絶賛。「ツンデレなところがあるので、ちゃんと声だけでツンデレにアプローチできたか不安です。でも自分の中での最大限の甘えを出せたと思います」とアピールした。
また、本作のイメージソングがQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」に決定したことも明らかに。配給元の東宝・臼井央プロデューサーは、「バラード、オペラ、ハードロックを絶妙に織り交ぜたまさにカオスにして傑作楽曲が、おこがましくもこの作品のイメージ通り。これしかないと接触し、イメージソングとして劇場版予告編に使えることになりました」と語った。
『神さまの言うとおり』は11月15日より全国公開される。
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