『アメリカン・スナイパー』が早くも全米興収2億ドル突破でイーストウッド監督史上最大のヒット作に！

2015.01.26

『アメリカン・スナイパー』メイキング。ブラッドリー・クーパー（左）とクリント・イーストウッド監督（右）
(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

クリント・イーストウッド監督がメガホンをとり、ブラッドリー・クーパーがイラク戦争の最中に活躍した伝説のスナイパーに扮した実話に基づく衝撃作『アメリカン・スナイパー』。この映画が全米2週連続で興収トップを記録し、全米興収が2億ドル（240億円／1ドル120円換算）を突破したことがわかった。

本年度アカデミー賞6部門ノミネートされている同作は、昨年12月25日にニューヨーク、ロサンゼルスなどで限定公開。1月16日から全米3555館で拡大公開となった話題作。この週末3日間で約9000万ドル（約108億円）の興収を上げると、1月23日〜25日までの先週末3日間でも約6400万ドル（約76億8000万円）を超え、堂々の2週連続1位を獲得した。

全米興収はすでに2億ドル（240億円）を超え、アカデミー賞受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』（2004年公開／約1億40万ドル）、『許されざる者』（1992年公開／約1億100万ドル）はもちろん、イーストウッド監督最大のヒット作『グラン・トリノ』（2008年公開／約1億4800万ドル）をも上回る快挙を実現した。

また世界でも、すでに初日を迎えたイタリア、ニュージランド、ペルー、韓国で軒並み記録的大ヒット。イタリアではこれまでのイーストウッド監督作品最高興収を記録し、トータルの世界興収は2億4700万ドル（約296億4000万円）を突破。日本をはじめ、まだビッグマーケットでの公開が控えており、今後も記録を伸ばすと予想される。

【イーストウッド監督作品／興行ランキング（全米）】
［1位］『アメリカン・スナイパー』（2014年公開／約2億ドル）
［2位］『グラン・トリノ』（2008年公開／約1億4800万ドル）
［3位］『許されざる者』（1992年公開／約1億100万ドル）
［4位］『ミリオンダラー・ベイビー』（2004年公開／約1億40万ドル）
［5位］『スペース・カウボーイ』（2000年公開／約9040万ドル）