【週末シネマリサーチ】〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
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5月9日〜10日のランキングは、ディズニー映画『シンデレラ』がV3を達成。動員数は260万人を突破した。全国316スクリーンで公開された『脳内ポイズンベリー』は真木よう子&西島秀俊、吉田羊、神木隆之介など旬なメンバーをそろえたが、土日で動員9万人。ゴールデンウィーク明けという時期的なものなのか、同配給の少女コミック原作の『ストロボ・エッジ』や『アオハライド』などと比べるとターゲット層は違うものの、やや物足りない印象だ。
今週は、原田眞人監督、大泉洋主演の時代劇『駆込み女と駆出し男』、品川ヒロシ監督の『Zアイランド』、リーアム・ニーソン&ジャウム・コレット=セラ監督の『ラン・オールナイト』などが公開。『シンデレラ』のV4を阻止できる作品が登場するのか!
(※ランキングは週末土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)
[今週の上位ランキング予想]
◎『駆込み女と駆出し男』(松竹)
〇『ラン・オールナイト』(ワーナー・ブラザース)
▲『テラスハウス クロージング・ドア 禁断の副音声版』(東宝)
△『Zアイランド』(KADOKAWA、吉本興業)
×『明烏 あけがらす』(ショウゲート)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で ×:期待)
◎【3位予想】『駆込み女と駆出し男』
井上ひさしの小説「東慶寺花だより」を原案に、映画『クライマーズ・ハイ』の原田眞人が監督。江戸時代後期にあった幕府公認の縁切り寺を舞台に、駆け込む女性たちの人間模様を描く。
大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかりら演技派俳優たちの共演で、公開前から大いに話題になっている本作。大泉洋主演作をみると『青天の霹靂』(14年・東宝)が全国300スクリーンで動員13万人の2位、『ぶどうのなみだ』(14年・アスミックエース)が全国67スクリーンで11位、人気シリーズ『探偵はBARにいる』(11年・東映)が全国251スクリーンで動員12万人、パート2の『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(13年・東映)が全国305スクリーンで動員11万人。一方、原田監督作品は『わが母の記』(12年・松竹)が全国223スクリーンで10万人、『クライマーズ・ハイ』(08年・東映、ギャガ)が動員13万人。
上映数は約310館とそろった。プロモーションも積極的で、大泉洋はテレビ番組等のメディアに出演ラッシュ。作品自体も2月18日の完成報告会見を皮切りに、3月17日の完成披露試写、4月27日のプレミア試写を行い、大泉洋に「セクハラ疑惑」が浮上(!?)するなど、大いに話題を振りまいた。過去の結果からみて10〜15万人の動員は十分見込めそうだ。(後編へ続く…)
・【週末シネマリサーチ】(後編)大泉洋主演『駆込み女と駆出し男』は、快進撃続ける『シンデレラ』のV4阻止できるか!?
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