細田守監督新作『バケモノの子』の主題歌にMr. Children

2015.06.01

『バケモノの子』
(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

その他の写真はこちら（2）

『時をかける少女』（06年）、『サマーウォーズ』（09年）、『おおかみこどもの雨と雪』（12年）と、手掛けた作品すべてが傑作と評価される細田守監督3年ぶりの新作『バケモノの子』。この映画の主題歌をMr. Childrenが担当することがわかった。

・細田守監督をニューヨークっ子がサイン攻め！『おおかみこどもの雨と雪』がN.Y.上映

同作は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街（じゅうてんがい）」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション。親子の絆やヒロインとの淡い恋愛など、あらゆる世代が共感できる、エンターテインメントの要素が詰まった《新冒険活劇》だ。

すべての世代が楽しめる夏休みの国民映画を目指すために、映画制作陣が主題歌を依頼したのが、日本を代表するアーティストのMr. Children。打合せを重ねる中で細田監督は、6月4日発売となるMr. Childrenのニューアルバム「REFLECTION」に収録される「Starting Over」が、歌詞・楽曲ともに、正しく『バケモノの子』の世界観を表現していると絶賛。本作の主題歌になることが決まった。

楽曲を提供するMr. Childrenの桜井和寿は「すごい映画を見てしまった。1人の父親として、それから試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった。この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」とコメント。

細田監督は「Mr.Childrenさんと映画『バケモノの子』がコラボレーションできることを、大変光栄に思います。映画『バケモノの子』は、ひとりぼっちの少年の成長譚であり、主題歌『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄です。タイトルの『新たな出発』という意味を噛み締めて、どうぞ聴いてみてください」と述べている。

『バケモノの子』は7月11日より全国公開となる。

・宮崎あおい「何度見ても鳥肌」と感動を新たに／『おおかみこどもの雨と雪』
・宮崎あおい、主題歌に感動し涙！『おおかみこどもの雨と雪』舞台挨拶
・パリで開催のワールドプレミアに出席した細田守監督と宮崎あおいにブラボーの声！
・注目の細田守監督の最新作アニメで菅原文太、麻生久美子らが声を担当！