アイアンマン、キャプテン・アメリカなど数々のヒーローを生み出してきたマーベルが、新たに手がけた身長1.5cmのヒーローが活躍する『アントマン』。この映画で声優をつとめる内田有紀とブラックマヨネーズの小杉竜一が、8月11日にスターライズタワー スタジオアースで行われた声優お披露目イベントに登壇した。
本作は仕事もクビになり、別れた妻と暮らす最愛の娘の良き父親でありたいと願うのに、養育費を払えないせいで娘と会うことすら禁じられてしまう崖っぷち男スコットが、体長わずか1.5cmになれる驚異のスーツを着用し、未知なる潜在能力を持つヒーロー“アントマン”として活躍する姿を描いたヒーロー映画。
内田が演じるのはアントマンを指導し、ともにミッションに参加するクールな女性・ホープ役。一方の小杉は、主人公スコットの親友で悪友、仲間思いで人懐っこいルイス役の声を演じる。2人はそれぞれ役柄をイメージし、内田は黒のタイトスカートに白のシフォンシャツ姿、小杉はピンクのチェックのシャツを一番上まで留めるルイススタイルにピンクのネクタイを合わせた服を着用。
この日は、小さなヒーロー・アントマンもイベントに駆けつけ、内田の手の平から登場すると、小杉は「小っちゃ! ここにいるんですけど、わかります!? ここに来てるんですけど!」と予想外の小ささに驚きのツッコミをするも、マスコミの反応は今イチ。「この小っちゃいくだりで、大爆笑が来る予定だったんですけどね……」と笑いを誘っていた。
また、アフレコが初めてという内田は「小さい頃からアフレコのお仕事には憧れていたので、決まった時はとても嬉しかったです。実際のアフレコでは、監督からホープを演じる女優さんの呼吸に合わせるようにとアドバイスをもらい何度も練習しました。自分が演じているときは不安ばっかりで、これでいいのかなと思いましたが、頑張って演じました。また、私が演じたホープは、女性なのに自分がアントマンになりたくて努力をしていて、さらに賢くて強い女性です。父親への反発もあって、最初主人公のスコットとの関係性もギクシャクしているんですけど、次第に打ち解けあい、最強タッグになっていきます」と初挑戦での苦労と手応えを語った。
一方、実写映画の声優は初めてとなる小杉は「こんなにじっくりやらせていただくのも初めてだったので、やりたい気持ちが前に出過ぎてしまい、面白くしようとし過ぎて、監督から『やりすぎ』と止められることもありました。でもなんとか、面白くできたかなと思います!」と話し、ルイスの役柄については「小杉さんにピッタリの役がありますとスタッフの方に言われ、太ってて、明るいヤツでピッタリな役柄を紹介されました。ルイスはいわゆる悪友なんですけど、スコットを助けたい一心で動いているいいヤツなんです」とその魅力を猛アピールしていた。
『アントマン』は9月19日より全国公開となる。
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