『カムイ外伝』レッドカーペットで5000人が松ケンに歓声!

松山ケンイチ(左)と崔洋一監督(右)
松山ケンイチ(左)と崔洋一監督(右)
松山ケンイチ(左)と崔洋一監督(右)
沿道のファンと握手する松山ケンイチ
シネ・フェスタ新宿の記念の手形をとる松山ケンイチ(左)と崔洋一監督(右)。キャスト・監督の手形をかたどったこのモニュメントは、新宿区役所に飾られるという。
前列左から小林薫、小雪、崔洋一監督、松山ケンイチ、倖田來未。後列左から金井勇太、芦名星、大後寿々花、イーキン・チェン

9月13日に、新宿通りで『カムイ外伝』のレッドカーペット・セレモニーが行われ、崔洋一監督をはじめ、キャストの松山ケンイチ、小雪、小林薫、大後寿々花、金井勇太、芦名星、イーキン・チェン、そして主題歌を担当した倖田來未が登場。沿道に詰めかけた5000人のファンから大歓声を浴びた。

白土三平の人気コミックを映画化したアクション娯楽作で、松山は「過酷で長い撮影でしたが、必死に撮った作品で、その必死さがスクリーン前面に出ています。アクションのほかにも人間ドラマが素晴らしいので、男女、年齢に関わらず、すべての方に見ていただきたい」と挨拶した。

この日のセレモニーは、「映画の街」をアピールするために新宿の商店街が主催するシネ・フェスタ新宿の第1回イベントとして開催された。崔監督はこのことに触れ、「(監督デビュー作の)『十階のモスキート』は新宿の地から始まりました。そして僕の記念碑的作品である『月はどっちに出ている』は、新宿ピカデリーで始まりました。そしていよいよ、『カムイ外伝』をみなさまのお手元に届けることが叶いました。I love movies. I love SHINJUKU!」と感無量の面もちで語り、レッドカーペットを後にした。

その後、一同は近くの劇場・新宿ピカデリーに移動して舞台挨拶にも登壇。

「この映画は僕のケガで撮影中断したこともあって、1年間に渡って撮影が行われました」と振り返る松山。さらに撮影に入る前にも1年間を費やしてアクションの練習に励んだことを明かし、「これだけ長い時間をかけられる作品はすごく稀(まれ)。そのおかげで説得力のある動き、キャラクターになっていて、素晴らしい作品になったと思っています」と出来映えについての自信をのぞかせた。

また小雪は、「アクションに初めて挑戦し、苦しい思いもしましたが、振り返ってみると、人生の中で勉強になる部分もたくさんありました」とコメント。一方、あまりの変身ぶりに、映画を見たスタッフにも気付いてもらえなかったという芦名。「(劇中では)眉毛がないので、スタッフにも最後まで私の出演シーンが分からない人がいました」と語り、「出演しているのは前半なので、気づいてください」と観客にお願いしていた。

『カムイ外伝』は9月19日から全国公開される。

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