1月18日に『ゴールデンスランバー』のプレミアイベントが六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、貫地谷しほり、濱田岳、渋川清彦、中村義洋監督の9人が、映画同様、気合いの入った演出で登場した。
開始時間になって入ってきたのは、映画の舞台である仙台の名が入った「仙台運送」と書かれたトラック。到着し、ウイングが上がると、ダンボールがぎっしり詰め込まれている。が、次の瞬間、ダンボールが内側から勢いよく崩され、スモークと共に、中からキャスト陣が飛び出してきた。最後には、レッドカーペットに並んだ9人の後ろで、花火が吹き上げる豪華演出つき。
その後、レッドカーペットを歩いて登壇した9人によるトークがスタート。トラックで登場した感想を聞かれた堺は、「劇中は1人で荷台に入っていたのですが、今回はこんなに頼りがいのあるみなさんと入ることができて、心強かった」と語った。そのトラックの扉がパカッと開いたときに、「ダンボール共々落っこちるかと思った」と、今さっき感じた恐怖を口にしたのは竹内。おかげで最初の挨拶で言おうと思ったことがすべてが飛んだ」と残念がっていた。
そうした中、司会から、この映画が主人公が逃げる映画であることに絡めて、9人全員に「日常生活の中で逃げたいと思うときは?」という質問が出た。
「寒いのが苦手で、1人で暖かい格好をしてきてしまってすみません」と切り出したのは堺。「役者は冬のロケがつきものですけど、あまりにも寒い朝は逃げ出したくなるんです。ですが、この映画の撮影時に香川さんから『劔岳 点の記』の撮影が想像以上に過酷ななか、頑張っていたと聞いて、僕も頑張ろうと思いました」と、寒くても逃げないことをアピール。
竹内が逃げ出したいと思ったのは、先ほど口にしたトラックの話。「トラックから転がり落ちるのではないかと思った瞬間、このイベントを台無しにするのは私かと思ったら、逃げ出したいと思った」と、ヒヤヒヤだった胸の内を明かした。また、寒さ以上に怖いのは花粉と話し「できれば花粉が飛んでこないところまで逃げたい」と願望を漏らしていた。
昔の恋の話を振り返ったのが吉岡。「携帯電話のメールがはやり始めた頃に、好きだった女の子に愛のメールを送ってみようと思って。そしたら、間違って、そのメールを男友だちに送ってしまった。そのときは、逃げ出したいというより消えてしまいたいと思った」と爆笑を誘う。
が、それを超える逃げ出したくなる話が、なんと中村監督から披露された。「吉岡くんと同じで、『もうちょっとかかりますよ』『でも、ちゃんと早く帰りますからね』『大好き!』みたいな本当にラブラブのメールを、間違って竹内さんのマネージャーに送ってしまい」。これには登壇中のキャストたちからも『マジ』という声が。ちなみに中村監督は「それ以来、一切会話をしてないですけど……」と恥ずかしい記憶を封印したいようだった。
『ゴールデンスランバー』は1月30日より全国東宝系にて公開となる。
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