挑発的な問題作を発し続ける鬼才ギャスパー・ノエ監督が、欲望と犯罪がうずまく魔都TOKYOを舞台に、セックス、ドラッグ、死、輪廻転生を描いたバーチャルトリップムービー『エンター・ザ・ボイド』。5月12日、シネマート六本木でこの映画のトークイベントが開催され、映画にも出演しているグラビアアイドルの松本さゆきが登壇。映画の見どころなどを語った。
[動画]『エンター・ザ・ボイド』予告編
『エンター・ザ・ボイド』作品紹介
シースルー素材のミニスカート姿で登場した松本。この日はtwitterと連動したトークショーだったため、twitter上では、「足長い!」「くびれすげぇ!」などの称賛がつぶやかれていた。
出演したきっかけについて、「日本の製作会社から突然連絡がきて、オファーされた。たぶん、監督が私のグラビアを見て目にとまったんだと思います。ありがたいですね」と明かしたが、「丸1日かけて、新宿のクラブや歌舞伎町などで色々なシーンを撮影したんですが、本編を見たらあまり使われていませんでした」と苦笑い。台本などはなくすべてアドリブだったそうで、「どんな映画に仕上がっているのか全然知らなかったんですけど、(完成作を見て)監督の感性が映し出された、とても刺激的な作品だと思いました」と感想を述べていた。
ノエ監督の衝撃的な前作『アレックス』も見ていたそうで、「あの監督か!って思いました」と松本。とても気さくな監督だったそうだが、「(撮影中)なぜだかものすごくレッドブル(スタミナドリンク)をすすめられて……(笑)」と話していた。スタミナをつけて、パワフルなセクシーさをもっと出してほしかったのだろうか?
映画については「とにかく思うままに感じて、何も考えずに画面に集中して見てほしいですね」と呼びかけていた。
『エンター・ザ・ボイド』は5月15日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開される。
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