『デスノート』新作に東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が出演!
2006年に実写映画化され、前・後篇2部作の合計興収が80億円を超える大ヒットとなった『デスノート』シリーズは、スピンオフ映画『L chang the WorLd』(08年)を合わせると、35の国際映画祭に招かれ、60以上の国と地域で公開されるなど、一大旋風を巻き起こした話題作だ。その最新作となる『デスノート 2016』が、『GANTZ』『図書館戦争』の佐藤信介監督で映画化されることがすでに発表されているが、今回新たに東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人が出演することが発表された。
・今度はノートが6冊か!? 『デスノート』の正当なる続編製作が決定!
本作は、「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」というノートをめぐって、“夜神月”と“L”という2人の天才同士が攻防を繰り広げる姿を描いたシリーズ作品。新たに作られる『デスノート2016』で描かれるのは月とLの死から10年後が舞台。原作に存在しながらも未だ使われていなかった“6冊ルール”を採用し、原作の大場つぐみ氏のトリックアイデアを取り入れながら、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった現代に相応しい、新たな作品が誕生する。
本作で、主人公のデスノート対策本部特別チームの捜査官・三島創(みしま・つくる)を演じるのは東出昌大。三島は10年前のキラ事件と夜神総一郎の資料から夜神月のことを徹底的に調べ上げ研究ノートを作成し“デスノートヲタク”と呼ばれるほど「事件とルール」に精通する人物。東出は「もともと原作世代なので、前作の映画も見ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います」と自信を語る。
三島とともにデスノートを追う世界的探偵・竜崎には池松壮亮。竜崎はLが生前に遺した遺伝子から生まれた正統な後継者。「松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります。駄目だったらネットで叩いて下さい」と意気込む。
また、三島や竜崎を翻弄する狂気の天才サイバーテロリスト・紫苑優輝(しえん・ゆうき)を菅田将暉が演じる。もともと原作ファンという菅田は「原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです。演じる上で日々本当に自問自答していますが、前作を凌駕する作品になればと思っています」と自身が演じるキャラクターについてコメント。ちなみに紫苑は、狂った男に一家全員を殺され、その犯人をキラが殺してくれたことから彼を“神”と崇め、高度なハッキング能力を駆使して、世界中に落とされたデスノートの争奪にいち早く参戦する男という設定だ。
いったい、どんな作品に仕上がるのか? 『デスノート 2016』は秋公開予定だ。
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