若者に人気の作家・山田悠介の小説を映画化したハードサスペンス『×(バツ)ゲーム』の完成披露試写会が、8月16日にお台場シネマメディアージュで開かれ、キャスト、監督らが舞台挨拶を行った。
[動画]『×ゲーム』会見/荒木宏文、菊地あやか、仲川遥香
[動画]『×ゲーム』 海外版予告編
登壇したのはD-BOYSの荒木宏文、AKB48・渡り廊下走り隊の菊地あやかと仲川遥香、鶴見辰吾、福田陽平監督、そして主題歌「Birth」を手がけた+Plusのメンバーたち。サスペンス映画ならではの苦労について聞かれた荒木は、「一番、必要だったのは体力。オン・オフの切り替えには集中力が必要で、集中力を保つためには体力が必要」と答えていた。
一方、菊地は「今、17歳なんですけど、役が23歳ということでどう演じればいいか迷いました」と明かし、クールでさばさばした大人っぽさを心がけて演じたと話していた。同じく年上の役を演じた仲川も、「いつもの笑顔に、ちょっと大人を取り入れて頑張りました」と奮闘を語った。
撮影スケジュールはかなりハードだったそうで、荒木は「待ち時間中に、いつの間にか寝ていたことが何度かありました」と振り返った。仲川も「本当にタイトなスケジュールだったので、睡魔との戦いでした。時々、記憶が飛んでました」と苦笑い。
AKBの仲間たちが映画を見たいと言ってくれたと喜んでいた菊地と仲川。司会から「AKBの人々は怖い映画が好きな人が多い?」と聞かれると、菊地は、「多分、好きな方はいらっしゃると思いません」と不思議な言い回しで否定。仲川は「私たちが出ているので、興味をもってくれたんだと思います」と答えてから、「怖かったら目をつむると言ってました。目をつむったら(映画を)見れないんですけどね〜」と笑顔を浮かべていた。
最後の挨拶で菊地は、「初出演ということで緊張しながら撮影にのぞんだんですけど、すごくイイ映画になっていると思う」と胸を張った。また菊地も「怖くて、痛くて、“いじめ”についてすごく勉強になる映画なので、寝たりしないで見てください」とメッセージを送っていた。
『×ゲーム』は9月18日よりシネマート新宿ほかにて全国公開される。
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