AKIRAが時代劇初挑戦、EXILEメンバーも感動した『半次郎』初日舞台挨拶
薩摩藩の志士・西郷隆盛の側近だった中村半次郎の波乱に満ちた半生を描いた『半次郎』。この映画が10月9日に公開となり、シネマート六本木で行われた舞台挨拶に榎木孝明、AKIRA(EXILE)、白石美帆、五十嵐匠監督が登壇した。
[動画]9月29日に行われた『半次郎』 舞台挨拶
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『半次郎』を企画した榎木は「(同郷の)中村半次郎という人物に対して昔から強い憧れを持っていて、いつかは自分で演じたいという夢があった。夢を持ち続け、まわりに言い続ければ、いつかは実現できると思い、作りたい、作ると言い続けて今日に至ります。個人の発想から始まり、ここまで辿り着きました。感無量です」と挨拶。
これが時代劇初挑戦となるAKIRAは「最初に監督と榎木さんから熱いオファーをいただき、その熱さに心を打たれました。EXILEでも普段から信念を持って活動しているつもりですので、監督や榎木さんの熱い信念が伝わり、自分が役に立てるならやらせていただきたいと思いました」と出演に至る経緯を語った。
また、殺陣については、「加治木島津家第13代当主の島津義秀さんに稽古をつけていただいたり、榎木さんのお弟子さんに見ていただいたり。それから、家の庭で延々と横木打ちです。隣の家の人に怪しい人と思われたかもしれません(笑)」と振り返っていた。
EXILEのメンバーも見てくれているようで、AKIRAは「何人かは見ていて、感動していました。僕らEXILEも全力で活動しているので、みんな、映画から伝わってくる榎木さんからのメッセージに共感していました。リーダーのHIROは、いつもは忙しくて映画もDVDで見ることが多いけど、『半次郎』に関しては劇場で見たいと言っています」と明かしていた。
一方、南九州で行われた撮影について白石は、「鹿児島・熊本・宮崎と3県にまたがって撮影しました。実際の西南戦争の戦跡でも撮影させていただいたり、エキストラの方のなかに、先祖が西南戦争で戦った方もいて、本当の意味で魂がこもった作品になったと思います」とコメント。
最後に榎木は「かっこいい日本人を表現したかった。今は多くの人が自信を失っている時代だと思いますが、こんな素敵な人がいたんだということを知ってほしい」と映画をアピールしていた。
『半次郎』はシネマート六本木ほかにて全国公開中。
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