8月15日に発売となったデジタル写真集が「可愛すぎる」とネット上で大評判となった日南響子(ひなみ・きょおこ)。その反響の大きさは、日南の映画初主演作『七つまでは神のうち』の公式サイトが一時はサーバーダウンしてしまったことからもうかがい知れる。そんなホラー映画『七つまでは神のうち』が8月20日に公開となり、シアターN渋谷で行われた初日舞台挨拶にキャストの日南、飛鳥凛、藤本七海と、三宅隆太監督が登壇した。
・[動画]日南響子が初主演映画の初日舞台挨拶で感極まって涙
・日南響子が感極まって涙、その他の写真
この日は3女優とも艶やかな浴衣姿で登場。「今年の夏、浴衣は初めて?」という司会の質問に、「撮影以外では初めてですね」と答えた日南。飛鳥は「浴衣を着るのは中学3年生以来。すごく久しぶり」と話し、藤本も「私もお久しぶりです。今年は初めて」と答えていた。
ここで司会を交代。「一番しっかり者の飛鳥さん」と新司会に指名された飛鳥は、日南や藤本に撮影現場の感想を尋ねた後、三宅監督に対しては「聞きづらいんですけど、私の演技はどうでした?」と質問。
これに三宅監督は「素晴らしかった。現場で子役と一緒のシーンでは、(子役に対して)このお姉さんの背中を見て育ちなさいと言った」とコメント。飛鳥は照れながら「現場も楽しくやらせていただき、ありがとうございます」とお礼を述べていた。
また、本作を見て肝を冷やしている観客に、せめて視覚的に温かくなってもらおうと、キャスト3人のうち誰か1人が100倍カレーを食すという企画も用意された。運悪くクジで選ばれたのは飛鳥。「キャー来た!」と運の悪さに悲鳴に近い声を上げると、一口食べて「痛い!」と反応。涙目になりながらも「すごい温まりました」と司会らしく話していた。
最後にメッセージを求められた女優陣。藤本は「昨年12月に撮影が始まり、みんなで合宿みたいになりながら撮影をした。監督ともたくさん話し合ったし、凛ちゃんにも響子ちゃんにも助けられ、すごく素敵な作品に仕上がったと思う」とコメント。飛鳥は「3人のお話なんですけど、1人ひとりの今まで経験してきたことがピックアップされ、すごく丁寧に描かれている」と映画をアピール。
一方、事件に巻き込まれ、心を閉ざしてしまった繭という女の子を演じた日南は「自分もちょっと繭に似ているところがある。死にたいと思う繭ほどひどくはなかったが、いろいろと辛いこともあった。(そうした)辛かったことが、この映画に役立ったと思う」と話し、感極まって涙を浮かべた。
さらに日南は「この映画と出会って、生きるってなんだろうってすごく考えるようになった。生きることをもう1回考えられるような作品だと思うので、本当にたくさんの方に見ていただきたい」と、涙を拭いながら話していた。
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