映画『ミックス。』の完成記念イベントが9月20日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、W主演をつとめた新垣結衣と瑛太をはじめ、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、中村アン、斎藤司、鈴木福、谷花音、遠藤憲一、石川淳一監督が出席した。
本作は、恋と仕事に破れた元天才卓球少女・富田多満子(新垣結衣)が、かつて日本ランカーだったが夢と家族を失い挫折した元プロボクサーの萩原久(瑛太)と卓球の男女混合(ミックス)でダブルスを組み、小さな奇跡を起こしていく様子を描いたラブコメディ。
レッドカーペットには新垣と瑛太ペアが腕組エスコートで入場し、映画にちなんで卓球のボールを客席に投げ込むファンサービスで開幕。続く舞台挨拶では新垣と瑛太が「楽しかったです」と撮影を振り返り、新垣は「キャストのみなさんと撮影の合間にお話をしたりゲームをしたり、同じ卓球という目標に向かって一緒にやっている仲間たちとして、すごく楽しかったです。ありがとうございました」と感謝。
瑛太は新垣との撮影を「2人のシーンが結構多くて、待ち時間はずっと2人で何十分も黙っていたり、静かすぎるので音楽をかけようかとかという距離感だったんですね。でも、色いろ質問攻にしてみたり少しずつ距離が近づけてとても心地よかったです」と紹介。これにMCが記憶に残っている質問を聞くと、新垣は「『今心動いているの?』って言われたのは印象的でした。面白いなと思って『動いていますよ』って」とシュールな2人のやり取りを紹介し笑いを誘った。
そんな主演の2人について、広末は激しい卓球のシーンを引き合いに出し「お2人が『楽しい』と言うのは偉いと思います。決して楽しいことばかりではなくて、撮影前には練習もしたしクライマックスの試合シーンは4日間試合漬けで、相当な筋肉痛と疲労だったと思います」と回顧。遠藤も「結衣ちゃんは普段淡々としているけど、ラスト4日間の、筋肉痛を抱えてマッサージを受けながらの頑張りはすごかったです」と頑張りを称えた。
『ミックス。』は10月21日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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