映画『ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜』初日舞台挨拶が11月3日、翌日にグランドオープンを控えた複合商業施設「上野フロンティアタワー」内に併設されているTOHOシネマズ 上野にて行われ、主演をつとめる嵐の二宮和也をはじめ、西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、竹野内豊、西畑大吾、滝田洋二郎監督が出席した。
本作は「料理の鉄人」を手掛けた作家・田中経一の原作を、滝田監督が二宮を主演に迎え映画化。70年前に天皇の料理番をつとめた料理人・山形直太朗(西島)が考案し、歴史の闇に葬り去られたという幻のフルコース“大日本帝国食菜全席”の謎を、絶対味覚を持つ天才料理人・佐々木充(二宮)が追う過程で浮かび上がってくる物語をミステリアスかつドラマチックに描く。
TOHOシネマズ 上野の全8スクリーンすべてをジャックして行われた舞台挨拶。二宮は記念すべき映画公開初日が嵐のデビュー18周年の日と重なったことに「これまで(デビューと)同じ日に映画が始まることがなかったので、メンバーたちも『そうなんだ!』と驚いていました」と運命的な初日を迎えられたことに感無量な表情を浮かべていた。
翌日からオープンする劇場を祝い、テープカットを行った二宮は「映画館と一緒にこの映画もスタートを切れることに運命を感じます」と笑顔をみせると、全国125の劇場で生中継されているカメラに向かい「全国のみなさん、二宮です」と手を振る。さらに、TOHOシネマズ 上野で朝から7回目の舞台挨拶を行っていることに触れ「どのスクリーンも満員で、たくさんの人が見に来てくれていることがとてもありがたい」と笑顔をみせていた。
宮崎は「17年前の映画(『EUREKA ユリイカ』)が上映され、10年ぶりに青山真治監督と再会したのですが、改めて映画というのは長い期間に渡って愛してもらえるものなんだなと感じ、そんな映画に関わっていられることを心から幸せだと思って泣いてしまいました」と語ると、西島も「18年ぐらい前からの友人の作品が東京国際映画祭で上映されたんです。当時はお互い下積みだったので、すごく感慨深くて泣いてしまいました」と映画をこよなく愛する2人らしいエピソードに、会場は温かい空気に包まれた。
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