山崎賢人の卒業式サプライズ登場に、生徒たち感涙！

#山崎賢人 2018.03.27

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山崎賢人が主演映画『羊と鋼の森』の重要なシーンを撮影した北海道・旭川市立春光台中学校の卒業式にサプライズ登場し、卒業生を激励した。

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本作は、「2016年本屋大賞第1位」「2016年キノベス第1位」「2015年ブランチブックアワード大賞」と、史上初の3冠に輝き、さらに直木賞にもノミネートされた宮下奈都の小説を原作にした、ピアノの調律に魅せられた1人の青年の成長物語。

同校の卒業式は3月15日に行われ、生徒・保護者合わせて約450名が参加した。そんな卒業式の終盤、全校生徒の感情が盛り上がりのピークに達した時、主人公の青年・外村直樹を演じた山崎がサプライズで登場。すると、体育館は雪をも溶かす熱気に包まれ、悲鳴を上げる生徒、泣き出してしまう生徒も出る中、山崎はステージに登壇。

卒業生にお祝いのメッセージを贈ると、ちょうど1年前にこの体育館で撮影をしていた思い出を振り返り、映画を通して伝えたいメッセージを語った。

さらに山崎は、卒業式前夜にこの体育館を訪れ、映画の撮影に協力した調律師と一緒に、卒業式で使用するピアノの調律をしたことを明かした。先ほどまで自分たちの伴奏をしていたピアノに山崎が触れていたことを知った生徒たちは再び驚きと喜びに沸き、山崎にそのピアノを使っての校歌を合唱でプレゼントすることに。感極まり号泣しながら歌う生徒もいる中、山崎も涙をこらえながら、その歌声に聴き入っていた。

その後は卒業生、在校生、保護者全員でのフォトセッションが行われた後、山崎は「とにかく色んなことに挑戦してみて下さい。そして好きなことを見つけたら、とことん力を注いで、地道に“コツコツ”とやっていけば、それが夢だったり仕事にもつながると思います」と劇中のセリフを引用しながら激励の言葉を贈ると、それに応えるかのように全校生徒が自発的に花道を作り、山崎はその中を生徒たちとハイタッチしながら通り抜け、体育館を後にした。

『羊と鋼の森』は6月8日より全国公開となる。