映画『恋は雨上がりのように』初日舞台挨拶が5月25日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、永井聡監督が登壇した。
本作は、高校生とおじさんの恋を描いた眉月じゅんの人気コミックを、映画『ジャッジ!』などの永井聡監督で実写化。女子高生・橘あきらを小松が、ファミレスの45歳店長・近藤を大泉が演じる。
作品にちなんで登壇者が初恋の思い出を語るコーナーで、小松は「中学生の時、数学の先生がすごく好きで素敵だなと思っていたんです」と告白すると「恋愛というよりは『カッコイイな』という感じだったのですが、ちょっとSなのに優しいところが、とても刺激的だったんです。中学生の私は刺激を求めていたのだと思います」とはにかむ。
さらに、小松演じるあきらの同級生・喜屋武はるかを演じた清野は「中学生の頃、すごくカッコイイ先輩がいて好きになって、家で相合傘とか書いていました。でもその人は女の人で……」と小松と同じく刺激的な思い出話を披露。続けて「違う先輩から『あの人のこと好きなんでしょ?』と聞かれた、ダメなことをしているんだと気持ちを押し殺して諦めたんです」と告白すると会場がざわめく。
同じ質問に、爽やかな青春の思い出を答えていた大泉は、司会者から「大泉さんの初恋は普通ですね」と突っ込まれ口を尖らせていたが、無事に初日が迎えられたことに触れられると「撮影から座長として頑張っていた小松菜奈さんに言葉を贈りたいと思います」と小松を見つめる。
小松は「お話をいただいたと時は、高校生とおじさんの恋ということで、どうしたらいいのかなと悩みましたが、人を好きになることに理屈はないんだと、純粋に思える作品に出会えたのは初めてでした」と言葉に詰まりながらも、最後まで涙を流さずに、しっかりと主演として壇上で気丈に振る舞っていた。
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