平手友梨奈、北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、北村有起哉、野間口徹、月川翔監督が、9月14日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『響 ‐HIBIKI‐』の完成披露舞台挨拶に登場。平手にとっては初となる映画の撮影現場のエピソードについて語った。
原作は、2014年よりビックコミックスペリオール(小学館)で連載されている柳本光晴の「響〜小説家になる方法〜」。低迷する文学界に突如として現れた天才女子高生小説家の鮎喰響が、常識や建前に囚われた人間たちに衝撃や影響を与えていく人間ドラマだ。
イベントが開始して、響役を射止めた感想を聞かれた平手は「絶対に無理だと。周りの人たちに迷惑をかけるし、飽き性だし」と消極的だったことを告白。さらに司会者から「では、撮影が早く終わって欲しいと思っていましたか?」と質問されると「いえ、撮影終了間際には『まだ響でいたい』と思っていました」と心境に変化があったことを語った。
響を追い詰める役柄だった北村と野間口は、彼女から文字通り反撃を食らう場面も。北村は「僕が椅子に座っていて、響から飛び蹴りを食らうシーンがあるんですけど、何度も蹴りまでの歩数を数えながらリハーサルを繰り返していましてね。それが、まるで『サイレントマジョリティー』(欅坂46のデビューシングル)のPVみたいだなぁって思いながら楽しく撮影していました」とうれしそうに話した。
そんな特徴的な蹴りのアクションは、当初はワイヤーなどを使用する予定だったという。それについて月川監督は「1回やってみたら思っていたよりも打点が高くて。納得してOKを出しちゃったんですね。本番が終わった後も、平手さんが『もう少し高く飛べるのに』とボソッと言っていたのを覚えています」と話すと、平手も「リハーサルの方が高く飛べたんですよ。でも、監督がOKならいいかと思って」とマイペースに語ると、会場からは大きな笑いが起こっていた。
『響 ‐HIBIKI‐』は9月14日より全国東宝系にて公開となる。
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