映画『グリンチ』プレミア点灯式イベントが11月26日に東京ミッドタウン日比谷のステップ広場で行われ、日本語吹替声優をつとめた大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守、日本版イメージソングを担当したPerfumeが出席した。
本作はドクター・スースの人気絵本が原作のアニメーション映画。アメリカではサンタクロースと並ぶクリスマスの代名詞ともなっている国民的キャラクターであるグリンチを主人公に、へそ曲がりな彼が村からクリスマスを盗もうと計画したことから起こる騒動を描く。
毎回、爆笑トークでイベントを沸かせる大泉だが、この日も大泉節全開。冒頭から米ニューヨークで行われた本作のワールドプレミアに参加した思い出を聞かれるも、大泉は「楽しかったですけど…」と切り出し、「グリーンカーペットってスターが出ていくにも関わらず一般のお客さんの動線が若干かぶっているところがあって。この後(ベネディクト・)カンバーバッチが歩くっていうのに子どもがひっくり返っていたり。でも、ガードマンはタレントさんよりも一般人を守るのか、ずっと『向こうに行け』って言われてたの。英語はしゃべれないから『ソーリー』って謝るばかりで。無法地帯で仕切りが悪いんですよね。イベンターは誰だって思いましたね」と不満をまくし立てて会場からはドッと笑いが。
Perfumeのメンバーがそれぞれ自己紹介した後に、3人そろって「Perfumeです」という恒例の挨拶をした際には、「初めて見ましたよ、この自己紹介。こういう“持ちネタ”があるといいですね」と突っ込みを入れ、1人だけ劇中で声を演じたキャラクターとそっくりな服装の秋山には「恥ずかしくないの? もう少しかみ砕いた格好をしなさいよ。何であなただけ実写化してるんですか」とイジって笑いを誘った。
その後も大泉節は止まらず、クリスマスの思い出トークでは大学時代を振り返り、「付き合っていた彼女にサンタの服を着せようとして怒られたことがありました。『何でこんなの着ないといけないの』みたいな感じで全然着てくれなくて」とコメント。秋山がすかさず「そんな癖の話はしなくていいんですよ」と突っ込み、観客は大爆笑となった。
『グリンチ』は12月14日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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