主演を岡田准一、監督を『告白』『渇き。』などの中島哲也がつとめた話題作『来る』の初日舞台挨拶が12月7日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、岡田と中島をはじめ、黒木華、小松菜奈、青木祟高、松たか子、妻夫木聡が登壇した。
撮影現場での演出面での厳しさが度々指摘されている中島監督。本作では公の場で初めて出演陣と相対することになり、出演者たちからは溜まりに溜まったクレーム(?)の数々がぶつけられた。
公開直前まで作業に追われていた中島監督は「本当に間に合わない感じだった。岡田くんが『間に合わなくてすみません』って謝罪会見やるのかなぁと考えたくらい」と無責任な発言。これに岡田は「『来る』は来ませんでしたっていう挨拶を…」と韻を踏んで答えると、会場からは大きな笑いが起こった。
登壇者の中で中島組の経験が一番長い妻夫木は「子どもができた喜びとかを感じながら演技していて、監督ともそんなことを話し合っていました。ただ『渇き。』の時から感じていたんですが、演出をつけてくれる時に『面白いやつやって』『もっと違うやつ』とか言われるんです。雑なんですよね」と愚痴をこぼすと、当の中島監督は「基本的に男優には興味がない。男には興味ないんですよね」と言い放つ始末。これに岡田と妻夫木は「あんなに頑張ったのになぁ…」と意気消沈。
そんな彼女に対して中島監督は「5年ぶりに会ったけれど、本当に以前とは変わっていてよかった、若いってすばらしいなと思いました」と言葉でねぎらうが、「こっちは飲む薬の量が増えていて、何も変わらないのに…。早く年とっちゃえばいいのに。次に会うのは彼女が30歳くらいだと思うんですが、その時にまだ高校生役とかやっていたらバカにしてやろうと思います」と中島節を炸裂。これには妻夫木が「ひと言多いんですよね」と突っ込み、会場からはこの日一番の笑いが起こっていた。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【舞台挨拶あり】齊藤工が企画・プロデュース『大きな家』公開直前舞台挨拶付試写会に15組30名様をご招待!
応募終了: 2024.11.22 -
『型破りな教室』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.11.29