レベルファイブが手掛ける人気RPGゲーム「二ノ国」が劇場版長編アニメーション映画化されることが2月9日、都内で行われたワーナー・ブラザーズ映画、新プロジェクト製作会見で明らかになり、主人公のユウの声を俳優の山崎賢人がつとめることも発表された。
会見には、製作総指揮・原作・脚本を担当するレベルファイブ日野晃博をはじめ、スタジオジブリ出身の百瀬義行監督、ワーナー ブラザース ジャパンのエグゼクティブプロデューサー小岩井宏悦、そして山崎も出席。
世界的に人気のあるゲームをもとにしているだけに、本作も世界配給を目指すビックプロジェクトとなるが、山崎は「世界に向けて作品を作っていくことは、自分のなかではファンタジー」とまだ実感が湧いていない様子。それでも、百瀬監督をはじめ、音楽を久石譲が担当するなど、そうそうたるメンバーでのプロジェクトに山崎は「このような素敵な方々と一緒に作品を作っていけることは、とても光栄なこと。全力で頑張らなければいけない」と気を引き締めた。
本企画は、ゲームが発売されたときから、10年以上に渡って構想が練られていたというが、日野氏は「ゲームの世界を生かしつつも、ストーリーは全く違うので、新しい形のアプローチになる」と語ると「映像のすごさを含めて、映画として楽しんでいただけたら」と期待を煽っていた。
アニメーション映画『二ノ国』は2019年夏公開となる。
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