東京マラソンに参加するランナーを応援するポカリガール。その4代目に抜てきされたのが、13歳、中学1年生の大村のえみだ。バレーボール部に所属し「スポーツが大好き」という彼女はいったいどんな女の子なのだろうか――。2月某日、ポカリガールのコスチューム姿で編集部を訪れた彼女を直撃した!
・大村のえみ フォトギャラリー
中国北京生まれの大村は、小学校1年生のときに日本にやってきた。父親はイタリア人で、母親は日本人。現在、中学校1年生ながら、手足が長くすでに身長は166センチだという。「兄が3人、弟が1人いるのですが、みんなサッカーをやっていて、私もとにかく小さい頃からスポーツが大好きだったんです」という活発な女の子だ。
中学に入学するとバレーボール部に入部し、学校が終わると部活に明け暮れる毎日だという。男兄弟に囲まれ「私も強い子だと思う」と語る一方で、小さい頃から可愛い洋服やおしゃれをするのが大好きという一面も持っており、モデルなど芸能界への憧れもあった。
そんななか、現在所属の事務所にスカウトされ、夢を現実とする一歩を踏み出した。今回のポカリガールのオーディションも、臆することなく臨んだ。課題は「応援してください」。大村は自分のなかでイメージしていた“応援”を思う存分披露。そんな大村の姿を見た審査員は「すごく格好いいね」と声をかけたという。
見事、オーディションを勝ち抜き4代目ポカリガールに就任した。「合格の知らせを聞いたときは、びっくりしたのと嬉しさで、お母さんと一緒に泣き崩れてしまった」という大村。夢は世界で活躍できるモデルや女優。イタリア語と中国語が話せ、現在は英語も勉強中だという。「しっかり語学を学んで、いろいろな国の伝統や文化を学びながら、世界に通用できる人になりたい」。
東京マラソン2019のオフィシャルドリンクであるポカリスエットのWebムービー“東京サプライ少女2019 Why do you run”篇で、みずみずしい姿を披露している大村。「ランナーたちと一緒に走っているイメージで撮影しました。ぜひ多くの人に見てほしいです」と目を輝かせながら語っていた。
(text:磯部正和/photo:中村好伸)
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