傑作ディズニーアニメーションを実写映画化した『アラジン』のマジックカーペットイベントが5月16日、恵比寿ガーデンプレイスにて行われ、魔人ジーニー役のウィル・スミス、音楽を担当した天才作曲家アラン・メンケン、日本語吹替版キャストの中村倫也(アラジン役)、山寺宏一(ジーニー役)、木下晴香(ジャスミン役)、北村一輝(ジャファー役)が出席した。
本作は、不思議なランプを手に入れた若者が、愛する女性を守るために繰り広げる冒険を描いたディズニーアニメーションの名作を、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督で実写映画化。
Netflixの『ブライト』以来、約1年半ぶり15回目の来日をはたしたスミス。レッドカーペットは約1000人の観客が集結したが、スミスはサインや写真撮影にノリノリで応じ、手厚いファンサービスを見せる。メンケンや、中村、山寺らもスミスに負けず劣らずファンの声援に丁寧に対応すると、会場からは大歓声が上がる。
舞台をステージに移したスペシャルイベントでは、メンケンが劇中の名曲「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」をピアノで奏でる。ファンが美しい音色に酔いしれる中、スミスがメンケンのピアノにボイスパーカッションの音を重ね登場する。実はこの演出は、舞台裏で急きょスミスの提案によって行われたもので、メンケンも驚いた表情を見せる。
奇跡のコラボが実現後、マーチングバンドやダンサーたちと共に日本人ゲストも舞台に上がり「フレンド・ライク・ミー」を思い思いに歌うコーナーが展開。中村は、スミスに合わせて自らも軽快なステップを踏むと客席からは「倫也〜」という声も。
スミスは「この映画にはマジックがあります。それは人々を幸せにする魔法です」と語ると「とても美しい映画ができたことを誇りに思っています。アニメの『アラジン』が好きな人も、新しいこの映画のファンになってほしいです」と会場に呼び掛けていた。
『アラジン』は6月7日より全国公開となる。
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