吉沢亮
吉岡里帆と吉沢亮
吉岡里帆と吉沢亮
吉岡里帆
吉沢亮
吉沢亮
吉岡里帆
若山詩音
種敦美
大地葉
落合福嗣
松平健
長井龍雪監督
左から長井龍雪監督、種敦美、若山詩音、吉岡里帆、吉沢亮、松平健、落合福嗣、大地葉

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』のスタッフによる最新アニメーション『空の青さを知る人よ』の完成披露試写会が9月17日にイイノホールで開催され、声優をつとめた吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音、落合福嗣、大地葉、種敦美、松平健、そして長井龍雪監督がそろって舞台挨拶に登壇した。

『空の青さを知る人よ』の完成披露舞台挨拶、その他の写真

過去2作と同様に秩父を舞台にした本作。音楽漬けの毎日を送る高校生・あおい、その姉・あかね、あかねのかつての恋人で13年前に上京し、久々に東京から戻ってきた慎之介、そして13年前からやってきた“しんの”こと18歳の慎之介の4人が織りなす不思議なドラマが綴られる。

アニメの声優初挑戦にして、18歳と31歳の慎之介の声を演じた吉沢。劇中では歌も披露しているが、収録時は「音源をいただいて、そのまま歌った感じだったんですが、その時は主題歌だと知らず、しばらく経ってから予告編を見たら、あいみょんさんが歌っていて『どゆこと!? 主題歌?』とビックリしました…」と苦笑まじりで振り返った。

また、タイトルにちなんで「あの頃、自分は青かった」と思うエピソードを尋ねられると、吉沢は「高校時代、ネクラなグループにいて、(スクール)カーストで言うと一番下で、いわゆるリア充の人の悪口をずっと言ってました。モテそうなキラキラしたカッコいい男の子とかのことも『いや、別にカッコよくねーから』とか裏で言ってて(笑)。青いというより黒かった。ドス黒めの青みたいな?」と自虐まじりに告白。司会者から再来年のNHK大河ドラマの主演抜てきについて振られると「『青天を衝け』ですから、真っ青です。フレッシュに頑張ります!」と意気込みを語った。

吉岡は、吉沢のエピソードに「強過ぎませんか?」と苦笑しつつ「中学時代の修学旅行が香川で、思い出を作りたくて“写ルンです”を2個買ったんですが、テンションが上がり過ぎて(行きの)新幹線で使い切りました」と明かし「まさに吉沢さんの言う『あいつ、マジ何やってるんだろう?』と思われるタイプの1人でした(笑)」と笑いを誘う。

松平は、芸能界に入るべく17歳で上京した際のエピソードとして「いきなり石原裕次郎さんのお宅を訪ねました。もちろん本人にはお会いできませんでしたが…。青かったです」と明かし、会場は驚きに包まれていた。

『空の青さを知る人よ』は10月11日より全国東宝系にて公開となる。