WOWOWオリジナルドラマ『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』が10月6日(日曜よる10:30)からスタートする。その放送を直前に控えた9月24日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で舞台挨拶付き特別試写会が行われ、主演の古川雄輝、共演のSUMIRE、池田鉄洋が登壇した。
作家・麻見和史による原作小説を、WOWOWが連続ドラマ化した『殺人分析班』シリーズ。2015年には『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』、16年には『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』が放送され、今年11月には最新作『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の放送も決定している。そして、シリーズ前2作で鮮烈な印象を残した殺人犯トレミーを主人公にしたWOWOWオリジナルドラマが、この『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』だ。
本作でトレミー(八木沼雅人/野木直哉)役を演じる古川は「この作品はドラマオリジナルのストーリーです。それに『石の繭』でも、彼が一体何をしてトレミーになったのかは描かれていないので、今回のドラマで初めて明かされます」と説明。過去に2度演じた役柄だが「トレミーになる前の彼がどんな精神状態だったのか、普段の野木がどんな人物なのかを演じる難しさがありました。でも『水晶の鼓動』でトレミーが一瞬和らぐ瞬間があり、その一瞬が『悪の波動』のトレミーの通常の状態だと思って、過去2作を改めて見て研究しながら役作りをしていきました」とこだわりを明かした。
また古川は、初共演のSUMIREについて「クールな方だと思っていたら、お昼ご飯を食べていた時にスッと僕の隣に座って食べ始めた。しかも話してみると、アニメが好きでイメージとのギャップがあった。話せば話すほど面白い人です」と意外な一面を明かす。これにSUMIREは「怖いイメージがあると言われることが多いけれど、そんなことはありませんから」と照れた表情を浮かべていた。
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