トム・フーパー監督と俳優の山崎育三郎が、1月22日に六本木ヒルズアリーナにて開催された、ミュージカル映画『キャッツ』のジャパンプレミアイベントに登場。山崎はずっとファンだったフーパー監督の作品に携われた喜びを語った。
ミュージカルの金字塔を実写化した映画『キャッツ』の、吹替版制作が許可されたのは世界でも日本とドイツの2ヵ国のみ。いよいよ今週末に控えた日本公開を前に、メガホンをとったフーパー監督、主演をつとめたフランチェスカ・ヘイワード、プロデューサーのデブラ・ヘイワードが来日。吹替版キャストである葵わかな、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次、大貫勇輔、大竹しのぶ、吹替版プロデュースを手がけた蔦谷好位置とともにジャパンプレミアに登場した。
フーパー監督は「みなさん、こんばんは。吹替版は素晴らしいキャストによる力作です。ありがとうございます」と日本語で吹替版キャストを労い、「今晩、素晴らしいキャストが揃った吹替版を見るのを楽しみにしています」とコメント。ヘイワードは本作について「たくさんの深いテーマが込められたストーリーが素晴らしく、子どもの頃に見てヴィクトリアに惚れ込み、こうして演じられることになった。今度は次世代の子どもたちに映画でインスピレーションを与えたい」と笑顔で語った。
マンカストラップ役の山崎は「僕の大好きなトム・フーパー監督の作品に携われて本当に興奮している」と語り、「吹替収録では初めて、額にマイクをつけて身体を実際に動かしながら吹替をした。長年ミュージカルをやってきた自分が、今できるすべてをこの作品にぶつけました」と自信を見せた。ミュージカル版「レ・ミゼラブル」でマリウス役を演じたこともある山崎は、フーパー監督映画『レ・ミゼラブル』について、「ミュージカルでこんな表現があるんだと感動し、何度も見た。今日はその思いをお話しし、どさくさに紛れて一緒に写真も撮り、感無量です」と顔をほころばせた。
フーパー監督は、日本での公開にあたり「嬉しい気持ちでいっぱいです。日本は第2の故郷のように感じている。日本なら、吹替版作りも細心の心遣いを払って行ってくれると信じていた。マリウス役を7年間つとめた彼(山崎)がこうして隣にいて、ミュージカルに情熱を持っている方々に囲まれているのは居心地がいい」と笑顔を見せ、「本作を作ろうと思ったのはちょうど『レ・ミゼラブル』を撮り終える頃でした。8歳の時に両親と見に行って以来ずっと『キャッツ』のファンで、8歳の自分のために作った面もあります。オリジナルと字幕版、両方あることでより多くの方に届けることができれば」とオリジナルと字幕版、両方の良さをアピールした。
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