バカリズム、『架空OL日記』親友マキちゃんと坂井真紀の意外な関係明かす

#バカリズム

バカリズム(左)と夏帆(右)
バカリズム(左)と夏帆(右)
バカリズム(左)と夏帆(右)
坂井真紀
バカリズム
夏帆
臼田あさ美
佐藤玲
山田真歩
三浦透子
シム・ウンギョン
住田崇監督

芸人のバカリズムが原作・脚本・主演をつとめた映画『架空OL日記』の完成披露試写会が、2月4日にスペースFS汐留にて行われ、主演のバカリズムをはじめ、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督が登壇した。バカリズムは主人公の親友・マキちゃんと坂井真紀との意外な関係や、撮影現場の様子について語った。

映画『架空OL日記』完成披露試写会、その他の写真

バカリズムが2006年から3年もの間、銀行に勤めるOLになりきって綴ったブログを書籍化した「架空OL日記」。2017年に放送された連続ドラマでは、夏帆や臼田ら女優陣の中に、主人公のOL「私」役を演じるバカリズムがそのままの姿で溶け込む様子が、視聴者に衝撃を与えるとともに、多くのファンを生み出した。そして今年、お馴染みのメインキャストに新キャストも加わり、満を持して映画化された。

バカリズムは本作を「ドラマの時からそうだが、現場が楽しくて。自分たちの“思い出ビデオ”を見せるような、恥ずかしい感覚。本編なんだけど、ちょっとメイキングみたいな。本番と空き時間の差がなかった」と述懐。ドラマの撮影が終了し、期間があいてからの映画撮影初日を「夏休み明けの初日みたいな感じ」と表現し、客席の笑いを誘った。

本作を「絶対に面白いので」と断言した山田は、バカリズムの脚本について「爆笑して(脚本を)読むってことはほとんどないので。何度も読んで、観客目線で笑って。でも実際に演じてもし笑えなかったら、それは完全に役者のせいなので、すごいプレッシャーだなと思った。緊張していた」と心境を吐露。発したことのないようなセリフが続出し、ストーリーもなく淡々と進んでいく内容に、最初は戸惑ったと明かした。

映画で新しく登場する小野寺課長を演じた坂井は「(撮影現場は)本当に楽しかった。自分が見ていたドラマのまんまで」と振り返り、山田と同じく原作が好きだったからこそプレッシャーを感じたと述べた。そんな坂井について、バカリズムは「ブログを書いていた時のマキちゃん(ドラマ・映画では夏帆が演じる)の名前は、坂井さんの真紀からとってるんですよ」と告白。「その時のマキちゃんのイメージは、当時の坂井さんなんです。出演してくださると知った時は感慨深かった」とコメントすると、坂井は“当時の”という言葉に首を傾げていた。

トークでは、共演者同士で焼肉を食べに行った話や、カラオケシーンの撮影では、朝イチにも関わらず本番が始まるまで別の部屋で歌って過ごしたエピソードなどを披露。バカリズムは「期待以上かどうかはわかりませんが、おそらく期待通りの内容にはなっている。皆さんが見たいもの、こんなだったらいいなというのが、まんま見られると思います」と映画版にも自信を覗かせていた。

『架空OL日記』は2月28日より全国公開となる。

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