春を先取りのミニドレスで美脚もまぶしい大政絢、主演作の初日舞台挨拶でドキドキ！

2011.01.23

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“みーまー”の略称で親しまれ、熱狂的人気を誇るライトノベルを映画化したポップでシニカルで残酷な青春ラブストーリー『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』。この映画が1月22日に公開となり、キャストの大政絢、染谷将太、田畑智子、宇治清高と、瀬田なつき監督が角川シネマ新宿で初日舞台挨拶を行った。

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春を先取りしたかのようなベアトップの花柄ミニドレスで美脚を露わにした大政は、ファッション誌のモデルとして女子中高生に大人気の注目株。「いよいよ公開するんだと、ドキドキしていました」と挨拶してから「楽しんでいただけたでしょうか」と呼びかけると、観客は拍手で応じていた。

役作りについて大政は「喜怒哀楽の激しい役で、大変でした」と打ち明け、「何度もリハーサルや本読みをしながら、段々、感じをつかみ、（感情の）切り替えを大事にしながら演じさせていただきました」と振り返った。

一方、大政扮するヒロインを懸命に守るクールな幼なじみを演じた染谷は、「笑わない役ということで、最初は（役作りに）悩んだのですが、撮影が始まってカメラの前に立ったら何も考えずに演じることができました」と語った。

センター試験も始まり、現在、受験シーズン真っ直中。というわけで、司会から「いざというときのジンクスやおまじない」などについて聞かれた登壇者たち。大政は「オーディションや大事のお仕事の前は、逆に、いつも通り生活することが大事かな、そういう方が緊張しないですむかなと思っています」とコメント。刺激の強いガムを噛んだり歯を磨いたりして気分をスッキリさせたりするとも話していた。染谷も「深く考えすぎないようにしています」と平常心を保つよう心がけているとのこと。「あとは、（受験のときは）よく寝ることです」とアドバイスしていた。

集中力が途切れてしまうので、本番前にはあまり満腹にならないようにしているというのは田畑。宇治は「勝負ごとの際には、家を出るとき両親に『行ってきます！』と大声で言います」と回答。そうすると、イヤなことや疲れがリセットできるのだという。

また、原作への思いについて聞かれた監督は「これまで読んだことのないような、新しさと残酷さと軽やかさが入り交じったセンスある小説だったので、映像化にあたってはすごく悩んだ」と明かしてから「原作を読んだ方も、読んでいない方も楽しめるようにしました。いいコラボレーションができたのではないかと思います」と自信をのぞかせた。

本作は、ソウル女性映画祭、台北ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭、台北映画祭、NYニューディレクターニューフィルムの4つの海外映画祭から出品オファーが来ているという注目作。大政は「とてもビックリしたのですが、みなさんに認められたんだと思うと、とても嬉しい気持ちです」と喜びを語っていた。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は角川シネマ新宿ほかにて全国公開中