スペインを舞台にしたサスペンス大作『アンダルシア 女神の報復』。この映画が6月25日に公開となり、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に織田裕二、黒木メイサ、伊藤英明、戸田恵梨香、西谷弘監督が登壇した。
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はじめに織田が「出演者がみんな良かったでしょ?」と観客に投げかけると、会場のあちこちから「良かった!」の声が。続けて「手前味噌になりますが、すごく素敵な映画に仕上がりました。自慢の映画です」と挨拶した。
織田とともに、シリーズ前作『アマルフィ 女神の報酬』に続いての出演となる戸田は「(前回は)監督に殺意が芽生えるくらいイタリア語のシーンがカットされましたが、今回は、ひと言だけのスペイン語がカットされていなくて、心の底から安心しています(笑)」と語った。
また、本作の見どころであるアクションシーンについて織田は「一番大変だったシーンは、横にいる男(伊藤)との格闘シーン。ご覧のとおり、ひとまわり体が大きいので外国人と格闘しているような気分だった。アバラがギシギシ言っていました」とコメント。それに対して伊藤は「最初はケガをさせてはいけないと思っていたが、だんだん演技に熱がこもり手が抜けなくなった。結果として精神的ストレスを与えたことを反省してます(笑)」と謝っていた。
さらに、伊藤は役作りについて「インターポールという役柄がピンと来なくて、とりあえず銭形警部かなと思い『ルパン』を見ました。でも始まって15分で何か違うなと思って見るのをやめました(笑)」と語った。
同じく役どころについて聞かれた黒木は「常に騙し合いとか駆け引きをしている状態だったので、すごい孤独感に襲われていました。だから終わった瞬間の開放感はすごく気持ちよかった」と達成感を感じた様子。だが、司会の「やり切った?」という質問に、なぜか「はい!」の代わりに「やい!」と返答してしまった黒木。前回に続いての「言い間違い」にキャストから観客までもが大笑い。黒木自身も大笑いし、照れて恥ずかしそうな表情を浮かべていた。
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