新婚の菅野美穂、3人の“娘”を前に早くも母の顔／『奇跡のリンゴ』完成披露舞台挨拶

2013.04.23

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子役は左から渡邉空美（次女）、小泉颯野（三女）、畠山紬（長女）。後列は菅野美穂（左）と阿部サダヲ（右）

前列（子役）は左から渡邉空美（次女）、小泉颯野（三女）、畠山紬（長女）。後列左から久石譲、池内博之、菅野美穂、阿部サダヲ、原田美枝子、伊武雅刀、中村義洋監督、リンゴ農家の木村秋則

リンゴ農家の木村秋則（左）からリンゴをプレゼントされる菅野美穂（中央）と、子役の小泉颯野（右）

農薬に敏感な体質の愛する妻のため、11年に渡る苦労の末に完全無農薬栽培のリンゴを世界で初めて完成させたリンゴ農家の木村秋則。彼の半生を映画化した『奇跡のリンゴ』の完成披露舞台挨拶が4月22日に東京国際フォーラムで行われ、キャストの阿部サダヲ、菅野美穂、原田美枝子、池内博之、伊武雅刀、畠山紬（子役／長女）、渡邉空美（子役／次女）、小泉颯野（子役／三女）と、久石譲（音楽）、中村義洋監督が登壇した。

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主人公を演じた阿部は「お客さんに見ていただくのは今日が初めてなんです。すごく緊張しているんですけど、本当に愛にあふれた、みなさんに力を与えられる映画だと思います」と挨拶。

客席から「美穂ちゃん結婚おめでとう！」と声をかけられた菅野は「恥ずかしいですね」と照れ笑い。主人公の妻役を演じた本作については「諦めないこと、夢を追いかけ続けるということをストレートに伝えてくれる映画になったと思います。木村さんという本当にチャーミングで、ある種の変人というか天才の周りにもやっぱり家族があり、子どもがあり、支えてくれる友人がいたというのが、今回の映画の素晴らしいところだと思います」と語った。

また、木村家の3人の子どもたちを演じた子役も挨拶。長女役の畠山は「この映画を見て、諦めないことはすごいんだなと思いました。みなさんもこの映画を見終わったあとに、そう思っていただけたら嬉しいです」と話し、次女役の渡邉は「たくさんの方に来ていただいてとても嬉しいです」、三女役の小泉は「今日は来ていただいてありがとうございます」とそれぞれ挨拶。その姿を見ていた菅野は「良くできました」と母の顔を垣間見せる場面も見られた。

『奇跡のリンゴ』は6月8日より全国東宝系にて公開される。