劇団ひとり、主演作『ゴッドタンキス我慢選手権』の人気が気になりツイッターで検索

2013.06.28

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左から京本政樹、葵つかさ、小木博明、矢作兼（おぎやはぎ）、劇団ひとり、設楽統、日村勇紀（バナナマン）、紗倉まな、佐々木宣行監督

日村勇紀（左）の突然の藤岡弘のものまねに突っ込む設楽統（中央）と劇団ひとり（右）

映画『ゴッドタンキス我慢選手権 THE MOVIE』の公開記念前夜祭舞台挨拶が6月27日に新宿バルト9で行われ、劇団ひとり、おぎやはぎ（小木博明、矢作兼）、バナナマン（設楽統、日村勇紀）、葵つかさ、紗倉まな、京本政樹、佐久間宣行監督が登壇した。

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本作は、テレビ東京の深夜番組『ゴッドタン』のなかの名物企画を映画化したもので、セクシーアイドルたちに誘惑されながら、芸人たちがアドリブで芝居をし、キスを我慢し続けるという内容。

主演のひとりは「昨日の夜にツイッターで反応を伺いたいなと思って『キス我慢』で検索したら、『明日の前夜祭すごい楽しみ』というツイッターが見つかって嬉しかったと同時に、何件か『明日の前夜祭のチケットが3枚余ってます。誰か一緒に行きませんか』っていうのがあった」と明かし、会場を笑いの海に。

一方、バナナマンの設楽は「僕らは『ゴッドタン』自体もレギュラーではないし、よく呼んでもらえるタレントさんなんです。そして今回映画にまで出してもらえて」と切り出すと、一足早く見た完成作については「こんな撮り方をした映画は今後もあまりないと思う、これは映画史に残る素晴らしい作品」と褒め称えると、「ちょっと前にここに『アイアンマン3』を見に来たんです。そのとき、『ゴッドタン』の映画のポスターが貼ってあって、隠れちゃったんですよ、恥ずかしくて。そんなあのときの自分を恥じたいと思います」と懺悔し、笑いを誘った。

また、葵は「（一発撮りゆえ）撮り直しのきかない作品だったので、最初から最後まですごい緊張してて、最後は本気で泣いちゃって。こんな思いの映画は初めてだと思って」と言い出すも、まとまらない様子。「……すいません、すごく緊張してて」と続けようとすると、隣に立っていた京本が「せっかく喋ることを左手に書いておいたのに、その手でマイク持っちゃったから（笑）」とマイクを握ってしまったがゆえに、手の平に書いたカンペを読めなくなったと暴露。そのキュートなエピソードに共演者たちは、大笑いしながらも、「可愛い」の声を寄せていた。

一方、紗倉も「1回、キス我慢を劇団ひとりさん相手にやらせていただいて、葵ちゃんも言ってたんですけど“一発本番で”……」と話すと、その“イッパツホンバン”という言葉に、思わず小木が反応。そのことがわかった紗倉も「すみません、言い方悪かったんですけど」と謝る場面も。

これに設楽は「いや、いい、いい、全然いいよ」とフォロー。相棒の矢作も小木の反応に「笑うとこじゃない」と戒めるなか、設楽は「“イッパツ！”と“ホンバン”をバラして考えない」と苦言を呈し、小木はニヤニヤが抜けないまま「ごめんなさいねー」と謝罪の言葉をかけていた。

『ゴッドタンキス我慢選手権 THE MOVIE』は本日6月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開中。