女優業の引退を報じられているアンジェリーナ・ジョリーが、主演最新作『マレフィセント』を引っさげ来日。6月24日に開かれたグランドハイアット東京での来日記者会見に出席し、その真偽について語った。
同作は、ディズニーアニメ映画『眠れる森の美女』に隠されていた、“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語。オーロラ姫に恐ろしい呪いをかける邪悪な妖精マレフィセントの、その裏に秘められた美しくも悲しい物語を描いた作品だ。
アンジーが演じるのは主人公のマレフィセント。エル・ファニングがオーロラ姫を演じている。今回は2人揃っての来日となり、会見では初来日となるエルが「日本に来られてとても嬉しく思っています。今日が最終日になるのですが、本当に楽しい滞在でした」と来日中に原宿や渋谷などのティーンスポットにお出かけし、ショッピングなどを楽しんだことを笑顔で報告し笑いを誘った。
一方のアンジーも「日本に来るのをいつも嬉しく思っています。子どもたちも日本に来るのをいつも楽しみにしていまして、今、キャットカフェに行ってます。家に帰らすことができるかどうか、ちょっと心配になっています」と話した。
そうしたなか、記者から「本作のプロモーション中に女優を引退したいという発言をされましたが」と、その真意を尋ねる質問が。これにアンジーは「その報道につきましては、引退するつもりはありません」ときっぱり。その上で「ただし、これからはもっともっと脚本や監督業、人道的な活動に焦点を絞っていきたいと思っているので、映画の出演本数は少なくなっていくと思います。出演するとしても、自分がどうしてもやりたいプロジェクトだったりと、慎重に選んでいきたいですし。女優業を作り上げていく時間はもう終わって、これからはアーティストとしてやりたいことを選んでいきたいと思っています」と胸の内を明かしていた。
『マレフィセント』は7月5日より全国公開となる。
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