『シンデレラ』のワールドプレミアが現地時間3月1日にロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで行われ、シンデレラ役を演じたリリー・ジェームズ、継母役を演じたケイト・ブランシェット、王子役に扮したドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気のリチャード・マッデン、ケネス・ブラナー監督らが登場した。
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この日はディズニー作品史上最長の200mにも及ぶ長さのレッドカーペットが敷き詰められ、イベントがスタート。煌びやかなシルバーのドレスに身を包んだリリーは「シンデレラを演じたことは想像以上の経験でした。そして、ここにいることがとても嬉しいです」と話すと、自身が演じたシンデレラについては「今回のシンデレラは王子様が助けに来てくれるのを待つのではないの。彼女は強く、独立心を持った女性として描かれているのよ」と話し、最後に「日本のみなさん、こんにちは。心から愛を贈ります!」とメッセージを送った。
続いて登場したリチャードは、共演のリリーに関して「毎日楽しんでいたよ。(シンデレラは)彼女以外考えられないね。優しくて、愛に満ちていて、気配りができて、とても才能に恵まれた人だからね。ぜひ、また一緒に仕事がしたいよ」と絶賛。
気品あふれる装いで登場したケイトは本作について「この作品は昔からあるから、6歳から60歳まで楽しめるのよ。悲しみもあるけど、同情や優しさがある作品だから、すべての年齢層に受けいれられる作品なの」と世界から長年愛されている作品の魅力を語った。
そんな『シンデレラ』を見事に映画化した監督は「12時の鐘が鳴り響いたときに、舞踏会を去るシンデレラの姿を観客のみんなにはドキドキしながら見てほしい。そして文字通り、全世界の人々をこの舞踏会に招待したいんだ」と本作の見どころについてコメント。
また、本作と同時上映が決定している短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』のクリス・バック&ジェニファー・リー監督も会場に駆けつけた。『シンデレラ』がディズニー作品で一番初めに見た作品と公言しているジェニファーは「『シンデレラ』は子どもの頃から好きな作品でしたし、それがこんなに美しい形で実写化されて、そこに『アナと雪の女王』のキャラクターたちが帰ってくるのよ!私にとっては、新たな夢の実現になりました」と語り、クリスは日本の『アナ雪』ファンに向けて「この作品を日本のみなさまに捧げます」とのメッセージを贈った。
『シンデレラ』は短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』と当時上映で4月25日より全国公開となる。
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