岡本夏生、46歳にして趣味は遺品整理！ウエディングドレス姿で独身生活嘆く

2011.12.01

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ある日突然ガン宣告を受けた30代のキャリアウーマンが、真実の恋に目覚めていく様子をユーモラスに描いた心温まるラブストーリー『私だけのハッピー・エンディング』。この映画の試写会が11月30日に秋葉原・アキバシアターで行われ、岡本夏生がトークショーに登場した。

・［動画］『私だけのハッピー・エンディング』試写会トークショー
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この日、岡本はトレードマークのボディコンやハイレグではなく、「人生でやり残したことだから」という理由でウェディングドレス姿で登場。「今日はいっぱい布を纏（まと）って暖かいです」と早速、観客の笑いを誘うと、「指輪も自前よ。カルティエで70万円。自分で自分の薬指にはめました」と明かした。

本作では、人生を謳歌していた30代女性がある日突然ガン宣告されるが、岡本は「これは人ごとではない」と、今年9月に胆石で緊急入院したことについて言及。「食事が、お子様ランチじゃないかというくらい少量。（普段はその）3〜5倍、好きなものを好きなだけ食べてたので驚いた。でも、それでコレステロールが溜まって胆石になったわけで、自業自得だった」と、食生活を反省。

また、「イカの刺身が好きなんですけど、『食べ過ぎだろ』と止める親も亭主もいない。唯一取り合ってたネコさえも11年前に死んでしまった」と独り身暮らしを嘆き、「『今日も孤独死しなくて良かった』と朝起きる度に思う」と自虐的な発言。最近では、もっぱら遺品整理が趣味とのことで、「足の踏み場もないゴミ屋敷なので、体力のあるうちに片付けないと、本当に間に合わない。部屋じゅうにボディコンが散乱してます」と話していた。

岡本は、映画で気になったことについて「病気になりドクターに出会って恋に落ちていくわけですが、ありえないですよ！大腸ガン患ってるのに、セックスするのが不思議でしょうがない。痛くないのかなってそっちが気になっちゃって（笑）」と話し、会場は大ウケしていた。

最後に岡本は「震災で、命を越える大切なものはないと知った。それで、仕事の一本一本に命賭けてる。今日だって、（上映前のトークショーなので）普通ならこれで帰っちゃうけど、私は残ります。上映後にみなさんの、この映画に対する正直な意見が聞きたい。上っ面が一番嫌いなのでガチンコな意見がほしい！」と真剣な眼差しで語ってから、「だって家帰ってもやることが無い（笑）」とぶっちゃけ、会場を大きな笑いに包んでいた。

『私だけのハッピー・エンディング』は12月17日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。