先週末に公開となった『TAJOMARU』の舞台挨拶が、9月19日に新宿ミラノ1にて行われ、小栗旬、田中圭、やべきょうすけの3人が登壇した。
まずは司会が登場し、会場に向かって「みなさん、この映画を何回見ています?」と質問。「2回目の方、3回目の方……」と回数を増やしていくが、なかなか途切れず、最終的に6回見た人がいることが判明し、ビックリしていた。
続いて3人が登場。小栗は「みなさん、いっぱい見てくれて、ありがとうございます。この先も、もっといっぱい見てください」と笑顔を見せると、田中は「この後、楽しいイベントがあるらしいので、僕も楽しみにして来ました。みなさんと一緒に盛り上がれたらいいなと思います」と挨拶。やべは「シルバーウィークの初日の朝一番に、『TAJOMARU』を選んでいただき、非常に嬉しく思っています」と話していた。
田中が言うように、この日は、目玉となるイベントが用意されていた。それは、小栗演じる多襄丸の跡を継ぐ“新多襄丸”を選出しようというもの。この回に映画を見た男性客の中から、小栗とのジャンケンに勝ち残った1名に、多襄丸が使っていた「浪切の剣(なみきりのつるぎ)」を贈呈するというのだ。
舞台袖から、撮影で使用したホンモノの浪切の剣が登場すると、会場を埋め尽くした女性客からは「ワァー」という歓声が。「これを本当にあげちゃうなんてすごいですよね」と話を振られた小栗は、登壇前に舞台裏でそのことを話していたそうで、「そうですよね、俺ももらっていないのに」と、ちょっぴり残念そうに話していた。
その後、会場では少数派となる男性客に向け、司会が「ぜひ、前にお越しください」と声をかけると、予想以上に大勢の男性客が舞台前に集結。これにはやべも「思った以上に多い」と思わずビックリ。小栗も「裏で聞いたときは20名くらいという話しだったんですけど……」と驚きつつも喜んだ様子。
最終的にジャンケンを勝ち抜き、見事、新多襄丸の座を勝ち得たのは足立区から来た男性。奥さんに誘われて、この映画を一緒に見に来たというこの新多襄丸に対し、小栗からは、「奥様を大切に。1人の女を守り抜いてください」とのエールが送られていた。
『TAJOMARU』は全国で絶賛公開中だ。
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