結婚できないのは悪霊のせい？人見知りなGACKTが本音をポロリ

2011.02.05

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テレビカメラに手を振る声優陣。左から日高のり子、内田夕夜、東地宏樹、朴ロ美、GACKT

イケメン兄弟が悪霊や悪魔と闘う海外ドラマを日本でアニメーション化した『SUPEARNATURAL THE ANIMATION』のワールドプレミアが、2月3日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ声優の内田夕夜、東地宏樹、日高のり子、朴ロ美と制作会社MADHOUSEの丸山正雄、宮繁之監督、いしづかあつこ監督らが舞台挨拶を行った。この日はスペシャルゲストとして、作品のゲスト声優をつとめるGACKTも登場。劇場には黄色い歓声が飛び交っていた。

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原作の実写ドラマは今年で6シーズン目となる人気作品。ハリウッドのドラマのアニメ化は世界初ということで、内田は「アニメでなければできない映像などに驚いた。アニメ版のオリジナル要素もあるので、そこらへんを見ていただければ」とコメント。東地も「実写との違いを楽しんでいただければ」と見どころを語った。

実写版の大ファンだったというGACKTは「アニメ化されると聞いて、これは大人の本物の遊びだなと思った。常々、死ぬまで本気の遊びをしていたいと願っているので、本作に参加できたことをとても光栄に思っています。与えられた役どころをキッチリやらせていただきたいと思いました」とキャスティングされた喜びと抱負を語った。

また本作についてGACKTは「日本から世界に発信する作品を創り出そうという思いが込められている。1人でも多くの方々に楽しんでもらえれば」とアピールしていた。

その後、ロビーに場所を移してGACKTの囲み取材も行われた。本作でGACKTはファースト・シーズン最終話前編に登場するアンディ役を担当。悪魔に特殊な能力を与えられた過酷な運命を持ち、人付き合いが苦手で実直な性格という役どころだが、「『GACKTさんとは全然、違うキャラクターなんですけど』と書かれていたのですが、『いや、僕は人見知りなんだけど』と思った」と苦笑いしていた。

声優陣の1人、日高の声が好きだったというGACKTは「完全に公私混同ですけど」と前置きしながら「やっと会えたな」と思ったと嬉しそうな表情を浮かべ、「やっぱりイイ声してるなと思った」と感慨深げに語った。

また、「お祓いしたい悪霊はいる？」という質問には、「なんで結婚できないのかなと最近考えるんです」とGACKT。「これは何か憑いているのかな、と（笑）。いい女性が現れたら結婚でもしようかなと思ってたんですけど、悪霊のせいでなかなか結婚できないのかな」という意外な告白に、取材陣も思わず聞き入ってしまっていた。

本作のほか、『アーサーとミニモイの不思議な国』シリーズでも声優をつとめるなど海外作品でも活躍するGACKT。今後の海外進出について聞くと「実際にアプローチはしています。音楽のスケジュールとの兼ね合いで調整がつかないことも多いのですが、できる限りやっていきたいと思っています。ハリウッドのエージェントも僕のことを1表現者として見てくれているので、合う作品があれば（声優、俳優の両方で）トライしたいと思っています」と説明。「日本人がどこまで世界に通じるのか試してみたい」とも話し、意欲をのぞかせていた。

『SUPEARNATURAL THE ANIMATION』のDVDとブルーレイは2月23日よりリリースされる。