ノーCG、ノーワイヤー、ノースタントで撮影された空手アクション映画『KG カラテガール』が2月5日より公開となり、主演の武田梨奈をはじめ、飛松陽菜(とびまつひな)、中達也、リチャード・ウィリアム・ヘセルトンと木村好克監督、西冬彦プロデューサーが新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。
・[動画]『KG カラテガール』武田梨奈インタビュー
・『KG カラテガール』初日舞台挨拶フォトギャラリー
姉妹役で出演し、迫力の空手アクションを披露している武田と飛松。西プロデューサーは「ブルース・リーやジャッキー・チェンなど、世界に進出しているアジア映画はアクションスターの映画。どうしてもそういう映画、アクションスターを作りたくて始めた」と製作意図を語ってから、「『武田梨奈、飛松陽菜、すごい!』と思っていただけたのでは」と、自らが大抜擢した逸材を前に自信をのぞかせた。
空手歴は約10年の黒帯で、大会での優勝経験も度々という武田だが、西プロデューサーは3年前に横浜の道場で出会ったと明かし、「当時、16歳から17歳になるときだったので、『お前の青春をオレにくれ』と言ったら、つぶらな瞳で『ハイ』と言ってくれた。それから1日8時間くらい徹底的に稽古した」と振り返った。また飛松についても、「ある大会に行ったときに、準備運動をしている子どもたちの一団がいて、そのなかにピカーッ!と光る子がいた。ただ者じゃないと思い、『オレのとこに来ないか』って人さらいのように連れてきた」と幸運なる出会いについて教えてくれた。
190cmのヘセルトンと武田が死闘を繰り広げるクライマックスシーンは圧巻だが、その撮影について武田は「見た目はすっごい優しそうな方なので、最初はあまり恐怖心がなかったのですが、1回、蹴りがみぞおちにモロに入ってしまい、そこから恐怖心が芽生えた」と告白。ちなみに西プロデューサーによると、本作では撮影前の武田の骨折を始めケガ人が続出。空手の達人である中も足の指を骨折、飛松は顔面に蹴りを入れられ血だるま状態に。西自身もヘセルトンに顔面と後頭部を蹴られCTスキャンを撮るハメになったと話していた。
日本発のリアルアクションムービーとして世界も注目しているという本作。西プロデューサーは「ベルリン国際映画祭のマーケットで試写をやります。世界各国から問い合わせが相次いでいます」と報告。今後の夢を聞かれた武田は「憧れのジャッキー・チェンさんから『香港へ来い!』『オレと共演しろ!』と指名されるくらいになりたい」と目を輝かせた。
また、「劇中の武田の勇姿に影響され空手を始めたいと思う人もいるのでは?」という司会からの質問に武田は「(そうなったら)ものすごく嬉しいですね。(空手を習っている)女性が少ないので、もっと増えてほしい」とコメント。司会がさらに「武田さんに蹴られたいという男性も来るのでは?」と突っ込むと、ちょっと困ったような笑みを浮かべながらも「それも嬉しいですね」と話していた。ちなみに武田の好みの男性は「守ってくれる人」とのこと。「すごく強い子というイメージがあるので、たまには守られたい」と照れながら教えてくれた。
【関連記事】
・夢はジャッキー・チェンとの共演! アクション映画の新星・武田梨奈インタビュー
・[動画]『KG カラテガール』完成披露舞台挨拶/武田梨奈、内田眞由美(AKB48)ほか
・カラテガール武田梨奈とAKB内田眞由美が空手で真剣勝負
・[動画]『KG カラテガール』スペシャルエキシビジョンマッチ/武田梨奈ほか
・ミニスカ制服姿で悪に挑んだ! カラテ黒帯の最強少女が後楽園ホールで熱戦
・『KG カラテガール』作品紹介
・[動画]『KG カラテガール』予告編
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【舞台挨拶あり】齊藤工が企画・プロデュース『大きな家』公開直前舞台挨拶付試写会に15組30名様をご招待!
応募終了: 2024.11.22 -
『型破りな教室』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.11.29