1976年に中国で起きた唐山大地震──20世紀最大とも言われる大震災で離ればなれになった家族の軌跡を描いた『唐山大地震−想い続けた32年−』日本語吹き替え版の公開アフレコ収録が、2月23日に早稲田のアバコクリエイティブスタジオで行われた。
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この日、アフレコを行ったのは、主人公の声を吹き替えた相武紗季。冒頭で相武は、22日にニュージーランドのクライストチャーチ市付近で起こった大地震について「いまだ発見されていない方々が一刻も早く発見されますこと、そして被災者のみなさまの生活の、一日も早い復興をお祈り申し上げます」とお見舞いのメッセージを述べた。
アフレコ後にはミニ会見も行われ、相武は「すごく迫力のある映画。地震によってバラバラになった、ある家族の姿を通じて、本当に大切なものは何かということを考えさせられる作品でした」と語った。
中国では号泣する観客が続出したことから“催涙弾映画”とも呼ばれているが、相武も「中盤から最後まで涙が止まらなくて。アフレコの練習中も、映像を見返す度に涙が出てきました」。司会から、アフレコ中について聞かれると、「涙が出そうになったときには、極力抑えていました」と恥ずかしそうに教えてくれた。
実写映画の吹き替えは初挑戦ということで、その感想を尋ねると「すごく難しかったですけど、いい経験になりました」と満足そうな表情。主人公の幼少時代を天才子役・芦田愛菜が演じているが、芦田については「すごいなって思います。今回はアフレコを一緒にはできなかったのですが、同じ役を演じられて嬉しい」と話していた。
兵庫県出身の相武は阪神淡路大震災の被災者でもあり、「日本は地震が多いし、やっぱり人ごとではない。(映画を見て)自然災害がどれだけ人の人生に影響を及ぼすか、考えさせられました」と真摯に語っていた。
最後の挨拶では「この映画は、ご家族など大切な方と一緒に見に行ってもらいたい」とアピールした相武。「人と人との繋がりの大切さを、改めて感じることができる作品だと思います」と感想を述べていた。
『唐山大地震−想い続けた32年−』は3月26日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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